仔犬の食餌、大切なこと

2021年02月19日

まだまだ冷え込む日が続いています。

そんな中でも時おり 「あれ、もう春?」なんてあたたかい日も。




新しい季節に胸おどるこの時期は、仔犬を迎えたい!ご家庭もあるかもしれません。

無邪気に遊び回る仔犬は、本当に「かわいい!」のひと言です。



そんなかわいい仔犬が健康に発育するには、食餌がとっても大切になります。

ダイエットや健康ブームもありますが、発育にはしっかり食べることを1番に考えてもらいたいのです。


「ウンチを減らしたい」
「お腹をこわしちゃうから」

まれなケースでは「小さな体にしておきたい」

そんな理由で「食餌が足りない」ってことになっていないですか?


もちろん食べすぎからの消化不良で下痢もあるでしょう。

肥満が心配なのもあるかもしれません。


けれども栄養失調や低血糖も気にかけてもらいたいです。



私たちも忙しすぎてご飯を抜くと、低血糖で頭がボーっとしてきますよね。

またムリな食事制限が体に良くないことを、多くの方は知ってるんです。


食べないと体力がなくなり、風邪をひきやすくなります。

つまり病気になりやすい体になるんです。

その他にも脳に栄養が足りないと、心の問題にも関わってくるとも言われてます。



だから食べることってとっても大切なんです。


ましてや発育期はグングン成長して骨や体をつくる時期なので、たくさんの栄養を必要としています。

なので成長に合わせて量を増やして、体が満足する量を食べさせてあげたいですね。


ふつうの仔犬は、お腹いっぱいになれば自分で食べるのをやめます。

もし満腹でも食べるなら、あなたの所に来る前に、ひもじい思いをしたのかもしれませんね。



ただ仔犬は一度にたくさん食べられないので、あたえる回数も重要です。


消化器官が発達しきってないため、食べ物を消化する力も未熟です。

成長するために栄養がいっぱいいるので、回数を多くするんです。


なので食餌回数の目安としては、生後2ヶ月くらいまでは1日4回、3〜5ヶ月は1日3回。

仔犬の食餌、大切なこと


小さくてやんちゃなワンちゃんを迎え入れると、家中が明るくなるでしょう。

仔犬の時期はあっという間に過ぎますが、未来に向けての体づくりをする大切な時期です。


「うちの子のフード量や回数、これでいいの?」

そんな時は、動物病院にご相談くださいね。


ハート動物クリニック
動物看護師  渡辺 幸


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