犬猫の家庭内事故

2021年07月19日

だんだん暑くなってきました。

暑くて外に出る気力が湧かなかったり、学生さんたちは夏休みに入ったりと、おうち時間が増える頃でしょうか。

今回は、そんな『おうち』で起こる事故について!

安全だと思われる室内でも事故は起こるんです。


《誤飲、誤食》
犬の家庭内事故で最も多いのが誤飲、誤食です。
まさかこんなものは食べないだろうと思うものも口にしてしまう可能性があるので注意が必要。

・人の食べ物や薬
・おもちゃ
・観葉植物
・電池
・布や紐
・串
などなど誤飲するものはたくさんあります。

中には命に関わるものもあるので、きっと食べないだろうとペットの手の届くところには放置せず置き場所をよく考える必要がありますね。

飼い主さんの気付かないところで誤飲している場合もあります。
食欲や元気がなくなっていたり、嘔吐下痢などの症状が出ていたら早めに動物病院へ向かいましょう。


《落下》
抱っこしていたら飛び降りてしまった、ソファーや椅子から降りる際に落ちてしまったなど人間にとってはちょっとした高さでもペットにとっては怪我をするには十分な高さです。

特にポメラニアンやトイ・プードル、イタリアン・グレーハウンドなど骨はちょっとした衝撃でも骨折に繋がるため気をつけなければなりません。

抱っこしている時はスマホや会話など他のことに気を取られずわんちゃんの動きを気にしてあげたり、ソファーや椅子に放置しない対策が必要です。

また、階段などの高い所からの落下は怪我では済まない場合もあります。
猫ちゃんも落ちても平気というのにも限度がありますし、落ちた場所や打った場所によっては怪我をしてしまう可能性も。

階段やベランダにはペットだけでは行けないように柵などをして落下事故を防止しましょう。
犬猫の家庭内事故



《その他》
コードを噛んでしまったり、
机の上に置いてあったものをペットの上に落としてしまったり、
扇風機やガラス素材のものなど倒れると危険なものをペットが倒してしまったりと、室内でも様々な事故が起こります。

自分の家の中だから安全だとは思わずに、対策出来るものはしていき事故をふせぎましょう。


ハート動物クリニック
動物看護師 山尾







Posted by nyankosensei at 08:09│Comments(0)
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