気温が上がると・・・ノミとマダニ

2024年04月02日

4月になってだんだんと暖かい日が続いてきました。

春になってお散歩が快適に出来るようになりますね。今回は春の予防についてお話します。




この時期に予防したいのはノミとダニです。

ノミは気温が13℃以上になると活発になり大量発生しやすくなります。

体に寄生すると強い痒みや痛みが出ます。また毛の中に黒いブツブツ、褐色のふけのようなものがあるとノミの糞の可能性が高いです。
散歩に行かない子でも、人が外から家の中に持ち帰ってしまうことも少なくありません。

日本のお家の中はノミにとって一年中快適な温度に保たれています。

散歩にあまり行かない子や家の中で過ごす猫ちゃんも寄生される可能性がゼロではありません。




マダニは日本中の森林や草むらに生息しており、散歩中に寄生されることが多いです。

マダニの付きやすい場所は目、鼻、口の周り、耳、胸、おしり周り、内股などの毛が薄い部分によく付きます。

たくさん寄生すると吸血による貧血が起こり、食欲不振になったりします。

マダニは人にも感染するSFTS (重症熱性血小板減少症候群)のウイルスをもっています。2013年には日本でもSFTSに感染した方が亡くなっています。




ノミ、ダニを防ぐためには月1回の予防のお薬を忘れずに投与しましょう。

また、散歩から帰ってきた後のブラッシングや、日々の健康チェックも心がけましょう。


予防薬をスタートしたい方はまずはかかりつけの病院で相談してみましょう!





https://heart-ac.com/useful-information/気温が上がると/  

備えあれば憂いなし

2024年04月01日

みなさんは災害時の備えはしていますか?

当院は防災リュックや非常用備蓄を配置しています

災害時にはペット用品の支給はほとんどありません

ペットは大事な家族です
ご飯や水、薬やキャリーケースなど備えておきましょう!





豊橋市や蒲郡市にはペット防災手帳があります。
非常用備蓄の参考になります✨
詳しくは下記の市のHPをご覧ください⬇⬇⬇⬇⬇⬇⬇

〈豊橋市HP〉
https://www.city.toyohashi.lg.jp/18159.htm

〈蒲郡市HP〉
https://www.city.gamagori.lg.jp/unit/kikikanri/petbosai.html

https://heart-ac.com/useful-information/備えあれば/


  

てんかんのことを知ろう〜3月26日はアニマルパープルデー

2024年02月22日

犬と猫のてんかんは、約100匹に一匹に見られる病気です。

毎年3月26日は、パープルデーとして人の「てんかん」に対する啓発が行われ、紫色のものを身につける日です。てんかんは犬や猫にも見られ、飼い主は悩みを抱えることも。

正しい知識を持つことが重要で、アニマルパープルデーはその理解と支援を示す日。社会全体が人と動物の「てんかん」に対する理解と支援を示し、より幸せな暮らしを願っています。
家族はてんかんを抱えるペットの発作時にどのように対処すればよいか、獣医師から指導を受けることが重要です。発作時は、落ち着いてペットを安全な場所に移動させ、周囲をクッションや障害物から片付けます。発作中にけがをしないように注意します。また、発作が終わった後は、ペットが安心できるように静かで落ち着いた環境を提供し、必要に応じて獣医師の診察を受けます。

アニマルパープルデーは、こうした対処方法や理解を深める機会でもあります。
てんかんを抱える動物とその飼い主が、より支え合い、理解し合える社会の一員として受け入れられることを願っています。





https://heart-ac.com/useful-information/てんかんのことを知ろう〜3月26日はアニマル/  

ノミとマダニにご注意を

2024年02月21日

ノミやダニは、愛犬にとって大きな健康リスクをもたらす可能性があります。

これらの寄生虫は、かゆみや皮膚炎などの身体的不快感を引き起こすだけでなく、さらには重篤な疾患をもたらす可能性があります。




例えば、ノミが媒介する寄生虫によって引き起こされるノミアレルギー性皮膚炎や、マダニによって媒介される病気があります。

特に最近、日本で注目されているのはマダニによる媒介病である重症熱性血小板減少症候群(SFTS)です。




定期的なノミダニ予防の実施は、愛犬の健康を保つだけでなく、飼い主と家族にも安心感を提供します。




予防策には、獣医の指示に従った適切な薬剤の使用や、清潔な環境の維持、定期的な健康チェックが含まれます。

これらの対策を講じることで、愛犬が健康で快適な生活を送ることができ、飼い主との絆を深めることができます。



https://heart-ac.com/useful-information/ノミとマダニにご注意を/  

【小動物と床材〜何を選びますか?】

2023年11月13日

ここ数日でかなり寒くなってきましたね(dead leaf)

小動物さん(主に齧歯類など)の暮らしと切っても切り離せない“床材”のお話です。

まず、床材にはいろいろな役割があります。
大きく分けて
•ケージの中で活動しやすくさせてあげる
(歩きやすくなる)
•巣穴を作りやすくする
•保温する
などです。

とはいえ、床材といっても、お店に行くとたくさん種類があって、迷ってしまいますよね…
なので、いくつかの種類を解説、ご紹介です。

①牧草:食べてもいいけど、先が尖ってい流のに注意。アレルギーになることもあります。


③紙製チップ:クッション性や吸湿性に優れています。白色のものは尿の色の異常などにも気付きやすいです。アレルギーも起こしにくいです。




詳しくはこちら
https://heart-ac-kmt.com/useful-information/小動物と床材/  

うさぎさんの病気予防〜不妊手術って必要ですか?

2023年11月01日

うさぎちゃんをおうちに迎えた時、担当の獣医師から不妊手術についてお話があると思います。

男の子は睾丸を取る去勢手術、女の子は卵巣子宮を取る手術です。

手術って不安、やらないといけない?

獣医師が不妊手術を勧めるのには理由があります。



手術の必要性については、さまざまな側面から考えることができます。

1)過剰な繁殖を制御するための手段:
うさぎは非常に速い繁殖能力を持っており、1年間で数回の妊娠が可能です。1度の出産で多数の子うさぎが生まれ、これらの子うさぎも成熟するまでの期間が非常に短いため、うさぎの数は急速に増加します。不適切な繁殖により、飼い主が受け入れられない数の子うさぎが生まれる可能性が高まります。避妊手術は、この過剰な繁殖を制御し、飼い主が望むだけの子うさぎを飼育する手段として重要です。
2)健康面での利点:
不妊手術はうさぎの健康にも良い影響を及ぼします。未去勢または未避妊のうさぎは、生殖器に関連する疾患やがんのリスクが増加します。特に雌うさぎは、卵巣腫瘍や子宮腺ガンなどの問題にかかる可能性が高まります。不妊手術を受けたうさぎは、これらのリスクを軽減し、より健康的な生活を送ることができます。



その他はホームページでご覧ください!

https://heart-ac-kmt.com/useful-information/うさぎさんの病気予防〜不妊手術って必要ですか/


  

うさぎさんのフードのこと

2023年10月03日

今回はウサギさんのフードのお話です。
ワンちゃんネコちゃんでは色々な病気に対しての療法食は一般的ですよね。
実はウサギさんたちが日常的に食べる牧草やペレットにも、色々な選択肢があるのをご存知でしたか?

こちらは、豊橋小松病院の診察室内に置かれているサンプルです。



まずはこちら!
当院で入院動物などに使用している牧草のメーカーさんの、さまざまな種類の牧草です


牧草の元になる草の違いで、歯応えのあるものや柔らかいもの、香りの違いがあります。
私のイチオシはハーブブレンドのボタニカルヘイです
袋を開けるとラベンダーのいい香りがします!入院の子でも比較的食べてくれることが多い印象です。

食の好みや歯の病気がある場合には、牧草を変えてみることでうまく管理ができるかもしれません。

もちろんウサギさん以外の齧歯類の子でも使えますよ。
症状に合わせてご提案しますので、診察時にご相談ください!サンプルのお渡しもできます。


さらにはこんなサプリメントのご用意もあります


クッキータイプになっていて、好んで食べてくれる子が多い印象です!


お次はこちら!
ウサギさん用ペレットです。


しっかり食べてお腹を動かしつつ、低カロリー設計なので肥満による病気を予防するのに役立ちますよ☝️
また歯の疾患があって硬いものが苦手な子でも食べやすいよう、クランキータイプになっているのも特徴です。


というわけで、実は処方食やサプリメントがあるのは犬猫だけではないんです!
ぜひ活用してくださいね。

次回は鳥さん編です。お楽しみに


獣医師 船戸 このか

https://heart-ac-kmt.com/useful-information/509/  

鳥とエキゾチックペットの飼い主様向け教室のお知らせ<豊橋小松病院>

2023年08月30日

ハート動物クリニック豊橋小松病院がお届けする、飼い主様向け教室のお知らせです。
前回の告知記事はこちら。
 

今回のテーマは、おうちのこの健康チェックをしてみよう、です
 
うちのこ元気そうだけど、健康状態が気になる。
小さい体のこと、どうやって異常を見つけるの?
病院に連れていくタイミングは?

いざという時に慌てない、どうぶつの体のこと、普段を知っていれば病気の早期発見にもつながります。

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〜うちの子は大丈夫?おうちでのチェックから健康診断まで〜

日時:2023年 9月 17日(日)

1部:鳥類編 13:00〜 
2部:ウサギ/モルモット/フェレット編 14:00〜

参加費:無料
開催方法:zoom
お申し込み方法:ホームページの申し込みフォーム または 豊橋小松病院受付にて

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#鳥の健康診断 #エキゾチックアニマル健康診断



  

【ハート動物クリニック豊橋小松病院 飼い主様向け教室のご案内】

2023年08月13日

ハート動物クリニック豊橋小松病院 飼い主様向け教室のご案内です。

日時:2023年 9月 17日(日)
テーマ:健康チェックをしてみよう
〜うちの子は大丈夫?おうちでのチェックから健康診断まで〜

1部:鳥類編 13:00〜 
2部:ウサギ/モルモット/フェレット編 14:00〜
各部1時間程度を予定しております。

参加費:無料
開催方法:zoom

お申し込み方法:
ホームページの申し込みフォーム または 豊橋小松病院受付にて

詳しくはホームページをご覧ください。
https://heart-ac-kmt.com/9%e6%9c%8817%e6%97%a5%e9%96%8b%e5%82%ac%e3%80%80%e9%a3%bc%e3%81%84%e4%b8%bb%e6%a7%98%e5%90%91%e3%81%91%e6%95%99%e5%ae%a4%e3%81%ae%e3%81%94%e6%a1%88%e5%86%85/


  

いざという時の心構え〜災害に備えて〜

2023年03月10日

近年豪雨や地震など身近なところで大きな災害が起きています。

そうした災害に巻き込まれた時、適切な行動が取れるかは普段からの防災意識が大事なポイントになっています!

今一度防災・減災に関して再確認しましょう。

https://heart-ac.com/useful-information/いざという時の心構え〜災害に備えて〜



〜過去の防災についての記事はこちら〜

https://heartanimalclinic.dosugoi.net/e1201532.html

https://heartanimalclinic.dosugoi.net/e1179064.html

https://heartanimalclinic.dosugoi.net/e1154321.html


https://heartanimalclinic.dosugoi.net/e993744.html


https://heartanimalclinic.dosugoi.net/e953773.html
  

年の瀬の贈り物〜来年は卯年〜

2022年12月21日

12月後半、2022年もあともう少しです。
毎年、この時期になるとそらちゃんの飼い主様が素敵な贈り物を届けてくださいます。

それは、


来年の干支のあみぐるみ(飼い主様お手製の手編み、手作りっ)です!

毎年毎年感激しているのですが、編み込みも丁寧で、細かなところの細工がすごい。
今年は羽子板にも干支のうさぎちゃんのシルエットが。



また、うさぎちゃん本人も背筋をしゃんと伸ばしてにっこり笑顔、みていると元気が出ます。

贈り物はもうずっといただいているので、病院受付に飾らせていただいたあとは、原田院長のお家で他の子(昨年までの干支の子たち)とご対面。


毎年、本当にありがとうございます!

ハート動物クリニック
尾崎佐記

  

ななすけ君の健康診断

2022年09月15日

こんにちは、ハート動物クリニックです。
今週末は連休、あいにく予報ではお天気が崩れるようですね。

動物病院では今年から健康診断を豊橋小松病院で行うようになりました。

毎年9月から12月がわんちゃんの健康診断、2月が猫と鳥・エキゾチックペットの健康診断の実施期間でした。この期間の一斉検査を今年から行わないことになりました。
豊橋小松病院ではこういった定期的な健康診断を全ての動物種で通年にわたって行うことができます。

健診を行う時期は動物種、年齢などにもよりますが、
○年1回から2回
○お誕生日の月や前回の健診から半年から1年くらい
などをお勧めしています。
豊橋小松病院ではネット予約をご利用ください。


現在病気治療中の動物さんは、健康診断の時期など担当獣医師にご相談ください。
この場合、
>>わんちゃん猫ちゃんはハート動物クリニック犬猫医療センターへ、
>>鳥とエキゾチックペットは豊橋小松病院へ
ご連絡、またはご予約下さい。




さてさて、ウェルシュコーギーのななすけ君。
ななすけ君の健康診断は、犬猫医療センターへ通院中なので担当と相談して犬猫医療センターで行うことになりました。
チラチラっ
あれ?今日は
相談だけなの?

そうです、今日は次の検査日の相談といつもの診察だけ。
次はちょっと苦手な検査、頑張ろうね!


ハート動物クリニック 担当尾崎  

【健康診断のお知らせ】

2022年08月23日

豊橋小松病院(動物疾病予防健診センター)からのお知らせです。

◯普段元気そうにしているけど何か病気が隠れているかもしれない、少し心配。。
◯うちの子7歳になったけど、フードはこのままで良い?
◯太り気味って言われたけど、何か問題がある?
◯痩せてきたけど、歳のせいよね?
◯以前腎臓の数値が高いって言われたけど、その後検査してないなー。



人もペットも過ごす時間は同じだけど、人に比べて老齢期はあっという間にやってきます
(鳥さんにはすごく長生きな子もいます)
若いうちから定期的に体調チェックをして、異常があれば早めに気づいてあげたい
ハート動物クリニックでは、半年から1年に一回の健康診断をお勧めします。

健康診断は予約制でおこなっています。
詳しい内容は、豊橋小松病院のホームページと予約ページからご覧ください
https://heart-ac.com/komatsu/medicalexamination/




  

お花とペット

2022年08月18日

毎日暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうかface01

最近は雨模様の日が多く、気が滅入ってしまいそうですicon03
そんなときは何かで気分転換して乗り越えていきましょう!

私は花が好きなので気分転換として好きな花を生けて飾ったりしています。



家に花があると雨の日でも気分があがりますよね!

しかし、そんなお花や観葉植物のなかでペットが誤食してしまうと中毒症状を起こしてしまう植物が多数あることをご存知でしょうか。

代表的な植物に
ユリ
チューリップ
スイセン
アサガオ
アジサイ
ツツジ
など
…観葉植物では
ポトス、モンステラなどがあります。


家の中に飾ってあったものを食べてしまった、散歩中に道に咲いている花を食べてしまった、なんてことも。
場合によって重篤な中毒症状を起こすこともあります。もし誤食してしまった場合は、かかりつけの動物病院までお問い合わせ下さい。

ご心配なら、造花のアレンジメントもいいかもしれません



写真のものは生花と造花合わせてアレンジメントを作りましたが、造花は百均でも手に入るので作りやすいかと思いますキラキラ
(ニャンコは本物)

今後も誤食には気を付けて趣味を楽しんでいきます!

受付スタッフ 大須賀
  

動物の毛皮事情〜エキゾチックアニマルと鳥さんのこと〜

2022年06月17日

季節も夏に移り変わりつつあり暑い日も増えてきましたね

動物には毛皮があり自然界の寒暖差や外敵などのストレスから体を守ってくれています
今回はエキゾチックアニマルさんの毛皮事情に関してお話ししていきます。

1、ウサギ
ウサギの毛は1つの毛穴から1〜数本の被毛が生えていてとても密度が高いことが特徴になっています。
またアンダーコートが柔らかく、こうした特徴からバリカンの刃が通りにくいのも特徴です。

大人になったウサギは年2回季節性の完全な換毛があります。
換毛は頭から始まり背中へ。最後はお腹で終わるように進んでいきます。
換毛は周りの環境や栄養状態に合わせ密度や長さ、色などが変化するようになっています。

このときの抜け毛は本人のグルーミングによって飲み込まれ、胃内で固まってしまう毛球症の原因になることもあります。
特に毛足の長い個体は定期的なケアを欠かさないようにしましょう
ウサギの皮膚は薄く皮膚が避けてしまいやすいため、優しく行いましょう。
またウサギとお風呂の相性は悪く、お風呂に入れることで逆に毛玉ができやすくなったり、乾きにくいので雑菌が増え皮膚炎を起こすリスクを増大してしまいます。基本はブラッシングでの管理をしましょう。


↓お腹のブラッシングはこの体勢。。。





2、鳥類
インコの羽は全身に生えているように見えて、無羽域と呼ばれる地肌が露出している部分が結構あります。
周りから羽毛で覆う形でそれを隠しています。羽をめくってみるとわかる部分もあるので今度探してみてはいかがでしょうか?

インコの換羽は通常年1(〜2)回で、発情期終わりに起こります。
大体左右対称性に抜けて、それが生えると隣に移るように進行していきます。

全ての羽が変わるのにモモイロインコでは160日ほどかかり、それを本人の体調に合わせ『抜けたり止まったりを繰り返し』ながら完了していきます。

うちの子は何回も換羽が来ます!という場合は、年一回の換羽を何回かに分けて行っていることになります。
換羽は発情や体調不良などに影響を受けるので、そのタイミングで一度セーブして改善後に途中からスタートしているわけです。

また新生羽は肝臓で作っているので、エネルギー管理や胃腸の動きの調節などの普段の仕事が疎かになりやすいので体調不良を起こすことがあります。

鳥も「人が」お風呂に入れる必要はなく自然と汚れが落ちる構造になっています。無理に洗ったりしないよう注意してください。
ただお風呂が好きな鳥種もいるので、バードバスを用意してあげるといいかもしれません。
元々の住んでいる地域でお風呂の好き嫌いの傾向は出るので参考にしてみてください。




ブンチョウやアマゾン系の中型インコ:お風呂は大好きです。毎日入ることも多いのでこまめに水を変えてあげましょう。

セキセイインコ、オカメインコなどのオーストラリア系:あまりお風呂を好まない子が多いです。例外として発情期には急にお風呂に入りたがることがあるので見かけたら発情に注意しましょう。


いかがでしょうか?
動物さんの種類によってこうした被毛の特徴は変わってきます。
それぞれの動物さんに合わせたケアなどの動画を公開するのでぜひ公式LINE登録してみてください

エキゾチックアニマルさんの動画公開は6月21日からです。
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【飼い主様向け教室のお知らせ】

2022年05月19日

今回のテーマは「おうちでできるグルーミング·デンタルケア」です

YouTubeにて解説動画を6/19(日)〜6/21(火)まで3回に分けて限定配信します!✨


6/19(日)第1回犬猫さんのグルーミング

6/20(月)第2回犬猫さんのデンタルケア

6/21(火)第3回小鳥エキゾチックアニマルのグルーミング

配信期間は各動画の公開日から1週間限定配信です

○自宅での爪切りや歯磨きの仕方がいまいちわからない
○手軽にお家で視聴したい

などの方におすすめです!


※視聴するには公開日までに当院のLINE公式アカウントのお友達登録が必要です→https://lin.ee/VFQ9PaF
友だち追加




  

6ヶ月齢から1歳のわんちゃんねこちゃん

2022年05月12日

5月、新年度スタートから1ヶ月以上経ちました。
大型連休も終わり、やっと落ち着いてきたところでしょうか?

昨年末から今年生まれのわんちゃんやねこちゃんもやっとおうちに慣れてきて、楽しく過ごされているのではないかと思います。

落ち着いてきたこの時期におすすめするのは、病院でのメディカルチェック。
成長期は心も体もぐんぐん変わってくる時期。

体の成長のこと、食事のこと、不安なことはありませんか?
トイレが上手にできる?運動やお散歩は足りている?
そういえば最近フードの食べが悪い?
先天的な病気ってどんなものがある?うちの子は大丈夫?

などなど、元気だからこそ、病院に来る機会が少なくなるこんな時期にこそ、健康診断での全身チェックをお勧めします!

ハート動物クリニックでは、生後6ヶ月から1歳くらいまでのわんちゃんねこちゃんの健康診断をお勧めしています。
コースは2つ、不妊手術前のご相談もできます。
健診は豊橋小松病院犬猫医療センターどちらでも可能です。

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わんにゃんジュニア健診
icon

実施施設:ハート動物クリニック犬猫医療センター、小松病院
対象:6ヶ月齢から1歳齢くらいまでのわんちゃんねこちゃん

内容:
<Aコース>一般身体検査 血液検査
<Bコース>A +心電図検査 レントゲン検査 尿検査

予約方法:ネット予約

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また、今年6月から環境省でのデータベースが始まる犬と猫のマイクロチップ、挿入していない子のマイクロチップの挿入も可能ですし、ご相談もできます。
ブログ記事>>https://heartanimalclinic.dosugoi.net/e1230299.html






  

ノミとダニの予防

2022年04月06日

4月に入り暖かくなってきましたね。

桜はもう散り始めてしまいましたがおでかけ日和で、ペットと外出する人も増えていると思います。
この季節から特に気を付けて頂きたいのがノミやダニです。
みなさんノミ・ダニの予防はしていますか?

そもそもノミ・ダニとはどういった生き物でしょう?
共に春から活動繁殖が盛んになる、動物を吸血する生き物です。

【ノミ】
犬に寄生するノミの多くはネコノミといわれています。
ネコノミという名前がついていますが、ネコだけに寄生するのではなく犬やタヌキ、ネズミなど、さらに人間にも寄生します。
体長2〜3mmで肉眼でも見える大きさです。
高いジャンプ力が特徴で20cm以上ジャンプすることができ、そのジャンプ力を活かして犬や人の衣服などに飛び移ります。
ノミに感染すると吸血による痒みや貧血の他、アレルギー性皮膚炎、瓜実条虫症などを引き起こす可能性があります。

【ダニ】
ダニの中で特に気を付けなければならないのはマダニです。
こちらも肉眼で確認でき、吸血前は3~4mm吸血後は10mmにもなります。
マダニは公園や草むら、川辺や山などの野外に生息しており散歩中の犬にくっつき吸血します。
目・鼻の周りや、耳、内股、おしり周りなど毛の少ない部分につきやすいです。
マダニに感染すると吸血による皮膚炎や貧血の他、バベシア症などを引き起こす可能性があります。
さらに人間にも感染するライム病、日本紅斑熱、SFTS (重症熱性血小板減少症候群)などの危険もあります。


そんなノミ・ダニですが、1ヶ月に1回の予防薬で予防することが可能です。
当院では2種類のお薬を用意してます。

1つ目はチュアブルタイプで、おやつのようにあげることができます。
お肉のようなフレーバーで嫌がる子も少なくあげやすいことが特徴です。
食べるタイプなので投薬後すぐシャンプーをしても問題なく、乾くまで待つ必要もありません。

2つ目はスポットタイプで、首元に垂らして使います。
食のこだわりが強くチュアブルタイプを食べてくれない子はこちらの方がいいでしょう。吸収されないうちに吐いてしまうリスクもありません。


もしもノミやダニがペットの体から見つかったら無理にとらず速やかに動物病院を受診して下さいね。
特にマダニは無理に引っ張ってとろうとすると潰れたり、ちぎれて口の部分が犬の体に取り残されたままになってしまいます。そこから感染や化膿してしまう危険がありますのでご注意ください。


ペットだけでなく私達人間の身を守る為にも月に1回のお薬でノミ・ダニをしっかり予防していきましょう。

動物看護師 山尾




  

消毒のこと

2022年02月20日

寒い季節になり、ウイルス感染症が増える時期になりました。
そんな身近にある感染症ですが、皆さんはどのような対策をしていますか?

コロナウイルスが流行しはじめてから、帰宅後の手洗いうがいを徹底するようになった方も多いのではないでしょうか。
また、コロナウイルスにはエタノールを使用することで消毒できる事が周知されましたが、他のウイルスや菌に対してはどうでしょうか。

今回は特にペットを飼育されている方のご家庭で使用する消毒薬はなにを使えば良いのか、その使用方法について解説したいと思います。
まず、自宅で使用することの多い消毒薬はなんでしょうか。思いつくものでいうと手洗い石鹸やアルコール消毒薬、塩素系消毒薬などだと思います。

ここでそれぞれについて特徴と注意点を挙げると

1. 手洗い石鹼(逆性石鹸):皮膚や傷口に使用しても大丈夫とされているが細菌の一部やウイルスには消毒の効果が薄い。
2. アルコール消毒薬:細菌や一部のウイルスに効果があるが、傷口や目、粘膜には使用できない。
3.塩素系消毒薬:幅広い細菌、ウイルスに効果があるが、㏗が低い(酸性)ものと混ざると有毒なガスが発生することがある。また、高温で使用してもガスが発生することがある。

この事を踏まえると3の塩素系消毒薬が良いように感じます。

その通りです。この3つの中では塩素系消毒薬がおススメです。

しかし使い方には少し注意点があります。先ほども言ったように、酸性のものと混ぜてしまうと有害なガスが発生する事があります。それがおしっこであってもです。
おしっこも酸性の場合とアルカリ性の場合と中性の場合があります。その為混ぜないように注意する必要があります。
また塩素系消毒薬はうんちが残っていると使用しても消毒効果を十分に発揮できません。つまりワンちゃんや猫ちゃんがうんちやおしっこをした後はしっかりふきとってあげてから、その場所を消毒してあげることが重要です。
そして塩素系の消毒薬はペットが間違えてなめてしまうこともあまりよくありません。
これらの点をふまえると少し使いづらい側面もありますね。

ここで塩素系消毒薬よりおすすめできるのが中性電解水です。水と食塩水で作られているため、まちがってなめてしまっても安心です。また除菌力にも優れています。
注意点は塩素系の消毒薬と同様にうんちやおしっこが残っていると効果を発揮できない点ですが、十分にふき取ってあげてから使用すれば問題ありません。

どの消毒薬も一長一短ありますが、用法用量をしっかり守れば使用できます。その中でもおすすめなのは今回ご紹介した中性電解水です。

清潔な環境を保って楽しいペットライフを送りましょう。

獣医師 西 春季
  

【豊橋小松病院】ハート動物クリニック分院オープンしました(^ ^)

2022年01月20日

本日1月20日、分院オープン

ハート動物クリニック豊橋小松病院は本日オープンいたしました。
豊橋小松病院ではhiyoko01鳥とinuエキゾチックペットの診療と動物疾病予防健診を行います。

診療時間、休診日などはホームページをご覧ください。
https://heart-ac.com/komatsu/



予約はネット予約から、初めての方はお電話でご相談ください。

ネット予約はコチラ↓
https://pet.apokul.jp/web/190/reservations/add



ハート動物クリニック 豊橋小松病院
院長 曽我真也