鳥さんの熱中症

2024年07月24日

夏本番で暑い日が続いていますが、今回は鳥さんの熱中症に関してお話しします。

自分の担当する範囲の動物さんではウサギさんやチンチラさんなどどちらかというと暑さが苦手な動物さんが多く、熱中症対策を万全に整えておられる場合が多いです。

室内飼育が多く、外に出ることも少ないことから熱中症で運ばれてくる子は多くはない印象です。




ところが、意外と多いのが鳥さんの熱中症です。
鳥さんはどの程度の温度なら大丈夫なのでしょうか?




現在当院では保温含めて鳥さんの「温度のMAXは34℃」とお話しさせていただいています。

鳥さんは暑い環境には強いことが多いですが34℃を超える場合は熱中症のリスクが上がると言われています。

その子の体調や湿度、直射日光、フクロウなどの特殊な鳥種ではその温度も変わってきます。

32〜33℃になった段階で対策を講じていきましょう。




ここ最近この温度を超えることもあるので、お家の中でも熱中症対策が必要になってきていますね。

脇を広げてハァハァしていたら暑いかもしれません。

対策としては一番簡単なのがエアコンの部屋で管理する方法です。

贅沢ですがエアコンの温度を人に合わせてしまい、寒がるようなら個別に保温してしまうのが一番確実です。
扇風機などを使用する場合は放鳥時に巻き込まれるような事故がないように気をつけましょう。

また鳥さんは脇の下や嘴、足などの羽のない部分から放熱するので、その部分に弱風をスイングなどで当ててあげましょう。

これからまた暑くなってきますので、人も鳥さんも注意をして夏を乗り越えていきましょう。

https://heart-ac-kmt.com/useful-information/鳥さんの熱中症/


  

鳥さんの爪に関して

2024年07月24日

今回は鳥さんの爪の話です。
鳥さんと生活していると爪が伸びてしまって困ることがあると思います。
伸びてくると引っかかって怪我をしたり、挟んで身動きが取れない状態になってしまう可能性があり  ます。
爪が長くて困った時は、動物病院で切ることができますのでご相談ください。
また爪切り方法の動画配信をしていますので、お家での爪切りの参考にしてください。
このような爪切り方法に関する情報はたくさんあります。
なので、今回はどうしたら爪切りの頻度を減らせるかを中心にお話をしようと思います。
 
爪が伸びる原因ですが、うまく使えていないことが原因と思われます。
まずはこの写真のオカメさんを見てください。
 


足は指の長さが異なっており内側が短く、外側が長くなっています。
市販されているカゴに付属した止まり木だと、同じ太さになってしまっているため同じ指ばかり使ってしまいます。
これが爪が伸びやすくなる原因になります。
止まり木が細く全部の爪が浮くようだと全ての爪が伸びやすくなってしまいます。
 
ではどうしたら良いでしょうか?
一つはお家の中の止まり木の太さを変えてみましょう。
太いものや自然木などが良いですね。


うちの子はかじり木コーンの太いものを好んで止まっています。
もう一つは平らなステージも有効です。平面だと全ての指に体重がかかるのでうまく爪の伸びを予防してくれます。



実は写真の子は1年近く爪を切ってません。
お家のレイアウトを工夫するだけでこうしたメリットがあります。
 
鳥さんに長く携わっている自分でも飼い主様のケージレイアウトには新たな発見や驚かされることも多く、今でも勉強させて頂いております。
様々なお家を見ることで鳥さんたちの生活の質が上がることがあります。
いつか皆様のケージレイアウト選手権を開催してみたいですね。
 
今回のお話は以上です。少しでも鳥さんの生活の参考になれば幸いです。


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