【野鳥のヒナを見つけたら】

2025年05月13日

最近、ツバメが気持ちよさそうに飛んでいる姿をよく見かけます。
けれど良く見てみると…あれ?飛び方が下手な子がいるな、と思う子がいます。
そうなんです、今この時期春から夏は野鳥の繁殖シーズンで巣立ち直後のヒナが地面や低い場所にいる事が多くなります。
ヒナが一羽でいるように見えても、親鳥は近くにいるか餌を探しに行っている事が多いので基本的にはそっとしておくのが最善です。
巣立ったばかりのヒナはまだ上手く飛べませんが、親鳥が近くで見守り、餌を与えながら育てている最中です。

○ヒナを見つけた時の注意点
・人が近くにいると、親鳥が警戒して近づけなくなります。見つけた場合は静かにその場を離れましょう
・野鳥を許可なく捕まえたり飼うことは法律で禁止されています

○どうしても危険な場合の対応
・猫やカラス等の外敵が近くにいる場合はヒナを近くの茂みや木の枝等の安全な場所に移してあげてください
・まだ目が開いていないヒナで、巣から落ちた場合は巣が見つかれば戻してあげてください
・触る場合は手袋やタオルを使い素手で触れないようにしましょう

○まとめ
巣立ち雛は巣から出て自立に向けて、飛び方や餌の取り方、外敵から身を守る方法を親鳥から学んでいる最中です。
ヒナを拾わず自然のまま見守る事が野鳥の命を守る最善の方法です。『保護』は慎重に行いましょう。
困った場合やケガをしている場合は、各自治体の野生鳥獣保護担当へ相談してください。

文責 愛玩動物看護師 坂口

https://mobile.wbsj.org/fukyu/hirowanaide/img/hina_2025.pdf

  

夏の草むらは危険がいっぱい  〜ヘビに咬まれたら〜

2025年05月12日

ゴールデンウィークが明けてだいぶ暑くなってきました。これからの季節、熱中症はもちろんですが、暑い季節ならではの病気や怪我が増えてきます。
 
特に夜間診療で多くなるのがマムシに噛まれたわんちゃんの救急外来です。
 
30年ほど前は私の実家(豊橋市内の住宅街)の庭でもアオダイショウ、シマヘビがとぐろを巻いたり、縁側の下に鎮座していたりはよく見る光景で、稀にマムシも近所の道で轢かれているのを見かけたものです。
近年ではさすがに実家周辺では見なくなりましたが、ちょっと田畑や林があったり、川が流れていたりすると豊橋市内でもまだまだいます。
 
過去3年の当院へのマムシ咬傷で来院された子を調べてみると、19件の来院がありました。来院された時間は全てが夕方以降で散歩中のわんちゃんや外から帰ってきた猫ちゃんがやられています。
季節は次のグラフのように5~9月が多くなっています。


【当院2022年から2024年マムシ咬傷】



 
マムシに咬まれると特徴的な症状を示すので、蛇そのものを見ていなくてもだいたいが診断できます。


よくある状況が次のような感じです。
『雨上がりの夜に散歩に出かけて犬がクンクンしながら草むらに顔を突っ込んだ後、キャンと鳴いて突然鼻のあたりを前足で掻くようなしぐさをした。家に帰ってくるなり鼻から唇が腫れてきて、傷になっているところから血が出ていて止まらない…』


【来院時にはお顔が腫れていました】




 
猫の場合は前足でちょいちょいとちょっかいを出してやられるので前足が腫れることがほとんどですが、噛みつこうとして顔をやられた子が来ることもあります。

【猫ちゃんの左の前脚が腫れています】



 
マムシに咬まれた場合、人は抗毒素血清があるのでそれを投与しますが、犬や猫にはアナフィラキシーなどの副反応の方が懸念されるため使用されることは稀です。

治療の主体は抗生物質、抗炎症剤、アルカロイド製剤などの投与といった対症療法がメインになります。


幸い犬や猫は蛇毒に対して比較的耐性があるので、重篤な事態に陥ることは稀で、当院に来院された19頭も数日以内に回復しています。


 
マムシに咬まれないようにするには、夕方から夜、特に雨上がりのムシムシした日に散歩に出かけた際には、草むらなどに入らないように注意をしてくださいね。


また夜はムカデも活発に動きますので咬まれないように注意してください。同じように痛い目にあいます…





ハート動物クリニック

犬猫医療センター

院長 原田

https://heart-ac.com/useful-information/夏の草むら危険がいっぱいヘビに咬まれた/ ‎  

【5月18日(日)キッチンカー 「moving resort Café de BOSSA 」さん】

2025年05月12日

ひんやりレモンソーダを飲んでリフレッシュしませんか

今週末のお店は、
「moving resort Café de BOSSA 」さん☕️

甘過ぎないパリもちクレープ&
モコモコミルクのフレーバーラテで美味しさと癒しをお届けします☺️✨

開催時間:9:00~16:00
開催場所:ハート動物クリニック犬猫医療センター第2駐車場

心地よいボサノバの流れる移動空間でおいしいクレープとドリンクはいかがでしょうか

皆さまのご来店をお待ちしております

  

4月13日、パピーパーティー開催しました!

2025年05月08日

4月13日は8匹のパピーさんが参加してくれまた

この日は”吠える”をテーマに林先生がお話してくださいました

吠える…どういったシチュエーションで多いでしょうか?

参加してくださった子達で多かったのは、インターホンが鳴った時でした!
吠えた時になだめようとしてかまってしまい、さらにエスカレートしちゃったという経験がある方もいるのではないでしょうか?

ではどうすれば…??


実は…こういったお悩み事もパピーパーティーで学ぶことができますので興味がある方はご相談ください✨

お勉強した後は…
わんちゃん同士たくさん遊んで、子犬社会に慣れる時間を過ごしました




#ハート動物クリニック #パピーパーティー #子犬社会化 #愛知県

  

【連休中の診療について、お知らせです】

2025年04月26日

【連休中のお薬のお渡しについて】
お薬の納入が長期お休みになるため、日数の多いお薬などをお渡しできなくなる可能性があります。
また災害時などに備えて、お手元のお薬の残数にご注意ください。



【豊橋小松病院からのお知らせ】
4月27日から5月4日まで鳥さんの感染症検査の受付ができません。
健康診断などで検査ご希望の方は、5月5日以降でお受けできます。
ご予約の際にご注意ください。

  

【春に注意】犬・猫の盗み食い・誤食にご用心!危険な植物とは?

2025年04月26日

新年度が始まり、気候も暖かい(むしろ暑い?)春が訪れました当院前の道沿いでも今年も豊橋市の市の花でもある綺麗なツツジが咲き誇っています✨(ちなみに市の木はクスノキ)

そんな私たちの心を癒してくれる美しい花・植物たちも、動物たちにとって中毒症状を引き起こしてしまうことがある事はご存知ですか?!
有名なチョコレートやネギ科以外も実はたくさん危険が潜んでいるのです!!

花弁や葉だけと一部だったり、根も含めた全てが対象だったりと様々です。症状も一時的な下痢・嘔吐から脳や腎臓・肝臓などの主要臓器へ重篤なダメージを与えてしまうことも…⚡️

「興味なさそうだから…」「この場所/高さは大丈夫でしょ!」…なんて自信も打ち砕かれてしまうような、思わぬ事が起きてしまう事があります
通常診療でも夜間救急診療でも盗食/誤食での来院件数が多発しています。ぜひ屋内・屋外問わず見直しをしてみて下さいね⚠️

https://heart-ac.com/useful-information/【春に注意】犬・猫の盗み食い・誤食にご用心!/
  

春の訪れとともに、動物たちも元気に活動スタート

2025年04月16日

先日、ハート動物クリニックの待合室に
思わぬ「小さなお客さま」が…⁉️
なんと、ヤモリさんが遊びに来てくれました!




ヤモリが出てくるこの季節、
ノミやマダニも活発になってきます⚠️

すでにマダニをつけて来院されたワンちゃん、
ノミをつけて帰ってきたネコちゃんも…

特にマダニが媒介する「SFTS(重症熱性血小板減少症候群)」は
人にも感染することがあり、注意が必要です。



【お薬だけの受け取り】もWEB予約でOK!
※一度診察で処方されたことのあるお薬・予防薬に限ります。

大切なペットを守るため、しっかり予防を
詳しくはプロフィールのリンクからコラムをチェック!

#ハート動物クリニック
#豊橋動物病院 #ノミダニ予防 #SFTS #犬の健康 #猫の健康 #ペットの予防医療

https://heart-ac.com/useful-information/春はノミ・マダニに要注意!豊橋の動物病院/


https://youtube.com/shorts/5KG2kp0Qaqs

  

春の予防シーズン、ウェブ予約受付中です!/犬猫医療センター 豊橋小松病院

2025年04月10日

2025年春の予防シーズン、
わんちゃんは狂犬病予防接種とフィラリア症予防、フェレットさんと猫ちゃんはフィラリア症予防が始まっています。


❓今年の予防って何がスタンダードなの?

❓毎年いろいろしている気がするけど、いつからいつまで何をしたらいいの?




そんな疑問も毎年のこと、以下を参考にしてください。

<わんちゃんの予防>

4〜6月中:狂犬病予防接種(年1回)

5月〜12月:フィラリア症予防薬の投与(年8回)


<猫ちゃんフェレットさんの予防>

5月〜12月:フィラリア症予防薬の投与(年8回)

*ワンチャン以外のフィラリア予防についてはこちらです!


※フィラリア症予防はノミダニのやお腹の虫の駆除も兼ねているお薬(オールインワンタイプ)を服用するのが多い


ご予約はウェブ予約が便利です。

豊橋小松病院ではわんちゃん猫ちゃんの予防診療ができます。
土日は比較的ご予約が取りやすくおすすめです!ご予約はこちら

犬猫医療センターでは水曜日の午前中のご予約が比較的お取りしやすくなっています。ウェブ予約でご確認ください。

  

新入りうさぎさんをお迎えする時のポイント

2025年04月08日

実は今、豊橋小松病院ではうさぎさんの里親募集のポスターを掲示しています。

新しいうさぎさんをお迎えする時、どんな工夫をしたら安心して過ごしてくれるでしょうか。

・ケージは直射日光が当たらない、騒音が少なく静かな場所に置く
・温度は18℃~24℃、湿度は40%~60%位を目安にする
・ケージ内は毎日掃除して清潔に保つ
・長時間の抱っこや触れあいは控えめに
・タバコや香水等、匂いの強いものは避ける

野生では敵に追われる立場なのでうさぎさんは警戒心が強く、臆病です。
敵から身を守るために嗅覚や聴覚がとても発達しているんです。掃除機の音や突然の大きな音を恐がるので気を付けてあげたいですね。

温度や湿度はあくまで目安ですが、うさぎさんは寒暖差が激しいと体調を崩しやすいです。急に寒くなると、食欲が無くなって病院病院に来るうさぎさんが増えるんです

ケージ内が汚れているのもストレスになるので清潔に保ちましょう。お水や牧草は新鮮な物をいつでも食べられるようにしてあげてくださいね。
かじり木や牧草キューブを入れるのも歯の伸び過ぎを防いだり、ストレス解消に役立つのでオススメです。

嗅覚が敏感なので香りの強い芳香剤やタバコの匂いにも注意が必要です

新入りうさぎさんが来たら可愛いくてたくさん触りたくなりますよね。でも長時間の抱っこや触れあいは、新しい環境に緊張しているうさぎさんにストレスを与えてしまいます。
仲良くなりたくてたくさん触っていたらかえって嫌われてしまう可能性もあります
うさぎさんが環境に慣れたら少しずつ自分から寄ってきてくれるのを待ちましょう。急な動きは苦手なので、ゆっくり近づくようにする。触る時間は短めに、優しく穏やかな態度、声のトーンで話しかける。もちろん短時間であれば触れ合うのも問題ないですよ。

新入りうさぎさんとの信頼関係はこうした日々の努力でゆっくり築いていきたいですね。









  

【3月26日動物のてんかん啓発の日/アニマルパープルデー】

2025年03月22日

ハート動物クリニックでは動物のてんかん啓発の日、アニマルパープルデーを応援しています。

3月20日から3月26日まで、紫色のものを身につけて、写真を撮らせてください

************

20日、一番乗りはミニチュアダックスのモンちゃんです

飼い主様手作りのワンポイントがキュート❤️
ご協力、ありがとうございました☺️



#アニマルパープルデー #てんかんのことを知ってほしい #100匹に1匹 #ハート動物クリニック #イベント #動物病院 #獣医

  

パピーパーティーで学ぶ!ワンちゃんのトイレと社会化の大切さ

2025年03月20日

子犬を迎えたばかりのご家庭では、しつけやトイレトレーニングに悩むことが多いですよね。

「今までしっかりシートの上でできていたのに、最近失敗が増えてしまった…」
「うちの子、外じゃないとトイレをしてくれないけど、大丈夫?」

こうした疑問や不安をお持ちの飼い主さんも多いのではないでしょうか?

当院のパピーパーティーでは、ドッグトレーナーの林さんが、ワンちゃんのトイレのしつけについて丁寧にお答えします。子犬のトイレの失敗にはさまざまな理由があり、それぞれのワンちゃんに合った対策が必要です。トレーナーがアドバイスすることで、飼い主さんも安心してトレーニングを続けることができます。
パピーパーティーの魅力とは?

パピーパーティーでは、トイレトレーニングの疑問を解決するだけでなく、ワンちゃん同士の交流の時間も設けています。子犬の頃にさまざまな経験をすることは「社会化」にとても重要です。

他のワンちゃんやご家族以外の人と触れ合うことで、人や犬に慣れ、コミュニケーション能力を育むことができます。

ワンちゃんたちは元気いっぱいに走り回り、時にはカメラの動画も追いつかないほどのスピードで遊ぶことも…!(速すぎて残像になってしまうことも…笑)
子犬の社会化期に大切な経験を!

ワンちゃんの「社会化期」と呼ばれる時期は、生後3ヶ月〜6ヶ月頃までの短い期間です。この時期に多くの経験を積むことで、将来落ち着いた成犬になりやすくなります。

・いろんな人や犬と触れ合う
・新しい環境や音に慣れる
・トイレトレーニングや基本的なしつけを学ぶ

これらの経験が、ワンちゃんの成長にとってとても大切なのです。

楽しく遊びながら学べるパピーパーティー、ぜひご参加ください!
お申し込みをお待ちしております♪


https://heart-ac.com/useful-information/パピーパーティーで学ぶ!トイレと社会化/










  

アニマルパープルデー/てんかん啓発の日、イベント開催します!

2025年03月17日

毎年3月26日はパープルデーとして、世界中で『てんかん』の啓発イベントが行われています。賛同する人々は、てんかんに対する理解と応援を込めて紫色のものを身につけます。

人だけではなく、犬や猫、その他の動物においてもてんかんは見られます。そのため3月26日は、動物のてんかんの啓発を行うアニマルパープルデーでもあります。

てんかんとは、全身で痙攣を起こす、意識を失う、体が硬直する…などの発作症状が繰り返される脳の病気です。

犬や猫においてもてんかんは決して珍しい病気ではありません。まずはてんかんに対する正しい知識を持つことが大切です。

そこで、当院でもアニマルパープルデーの活動を行います。
てんかんを持つ動物たちへの応援を込めて、3/20から3/26の間は待合室を紫色で飾ります。また、3/26当日は犬猫医療センター、豊橋小松病院の両院で来院された方にお菓子の配布を行います。(数量限定、なくなり次第終了です)
https://heart-ac.com/useful-information/アニマルパープルデー/

私たちと一緒にてんかんの動物たちを応援しませんか?上記期間中はぜひ紫色のものを身につけてご来院ください。紫色のものを身につけた動物さんの写真を撮らせて頂きます。

アニマルパープルデーの公式サイトもあるのでぜひご確認ください!
https://animal-purpleday.com/



  

シニア犬・シニア猫の認知症、見逃していませんか?

2025年03月13日

昨年、人のアルツハイマー型認知症に対する新しい治療薬が人の医療において使用が開始され、注目を集めました。

わんちゃんや猫ちゃんにも人と同様に認知機能不全症候群(以下認知症)が存在することが確認されています。
11歳を過ぎたわんちゃん猫ちゃんの約3割、15歳以上のわんちゃんの約7割、15歳以上のねこちゃんの約5割に認知機能低下が認められるとの報告もあります。
日本では高齢の柴犬やその雑種に多い傾向がありますが、あまり品種には関連がなく高齢になればどのような品種であれ発生するといわれています。

認知症の典型的な症状を英語の頭文字をとってDISHAAの兆候と呼びます。
・    D     見当識障害
・    I       相互反応変化
・    S      睡眠あるいは行動の変化
・    H     トイレトレーニングを忘れる
・    A     活動の変化
・    A     不安

言葉だけでは難しいのですが、次の表に従ってチェックしていくと認知症の可能性があるかどうかを推測することができます。
WSAVA_DISHAA_Handout_JAPANESE_2022

また下記サイトではスマートフォンやパソコンで簡単にセルフチェックができるようになっています。
認知機能不全症候群セルフチェック | ネスレ日本 製品情報サイト

動物の認知症は残念ながら治る病気ではありませんが、悪化予防のために栄養管理を行ったり、症状が強い場合は薬の投薬で軽減することができたりすることがあります。
特に栄養管理に関しては症状がでていないうちから始めると良いともいわれており、現在はネスレピュリナから専用のフードも販売されています。
 
認知症の症状でお困りであったり、これから認知症になってしまうのが不安であったりする場合は当院に一度ご相談ください。


https://heart-ac.com/useful-information/シニア犬・シニア猫の認知症/



  

環境エンリッチメントについて考えてみよう

2025年03月06日

突然ですが、皆さんは「環境エンリッチメント」という言葉をご存知ですか?
環境エンリッチメントとは、飼育動物の福祉と健康を向上させるために、飼育環境を工夫することを指します。簡単に言えば、「その動物らしく、快適に過ごせる環境を作ろう!」という考え方です。
環境エンリッチメントの5つの種類

環境エンリッチメントには、**「採食・空間・感覚・社会・認知」**の5つの分類があります。

✅ 採食エンリッチメント:ご飯の種類や与え方を工夫する(例:エサを探させる工夫をする)
✅ 空間エンリッチメント:登る・掘る・泳ぐなど、動物の自然な行動を引き出す環境を整える
✅ 感覚エンリッチメント:視覚・聴覚・嗅覚など、感覚を刺激するアイテムを取り入れる
✅ 社会エンリッチメント:他の動物や飼い主との交流を大切にする
✅ 認知エンリッチメント:知的好奇心を刺激するおもちゃや遊びを活用する

例えば、ご飯の与え方を変えて探す楽しみを作ったり、登れる場所や水場を用意したり、複雑な動きをするおもちゃを設置したりするのも効果的です。
環境エンリッチメントの注意点

しかし、工夫次第では思わぬ事故につながることもあるので注意が必要です。


例えば、うさぎは高い所が好きなため、ケージ内にハウスを入れるとその上に登りたがります。しかし、そのままだと転落による骨折のリスクが発生することも。安全に楽しめる高さや構造を考え、環境を整えることが大切です。
「うちの子にとってベスト」を考えることが大切

環境エンリッチメントに「これが絶対に正解!」というものはありません。
飼い主が「今、うちの子は何を感じているのかな?」と考えながら、その子に合った環境を作ることが大切です。

日々の暮らしの中で、小さな工夫を積み重ねてみませんか?
そうすることで、ペットの幸せな時間がもっと増えるかもしれません✨


https://heart-ac-kmt.com/useful-information/環境エンリッチメントについて/




  

見つかりました!【2月16日〜愛知県豊橋市忠興:迷い猫探しています】

2025年02月17日

***無事見つかり、飼い主様のもとに帰ることができました!***
2025年2月16日(日)〜
愛知県豊橋市忠興から行方不明の猫ちゃんを探しています。


特徴‍⬛
短毛 キジトラ お腹側が白い
体重5.9kg
オス(去勢済み) 18歳8ヶ月

青いくびわ(大きめの鈴つき):写真2枚目
カギ尻尾 しっぽ長さ15センチくらい

大人しく、静かであまり鳴かない子です
てんかんがあるのでお薬を毎日飲んでいます

お心当たりのある方はハート動物クリニック犬猫医療センターまでご連絡ください。
☎️0532-52-8913


<<追記>>

【迷い猫、見つかりました】
2月16日から行方不明だった猫ちゃんが、本日無事見つかりました。

ご協力いただいた皆様、
病院までお問い合わせいただいた患者様、
ありがとうございました。

見つかった猫ちゃんは、病院でメディカルチェック後に飼い主様のもとに帰る予定です。

行方不明になった場所から石巻の交番で保護されていたました。
猫ちゃんはマイクロチップを装着していたため、保護されている交番から飼い主様のもとに連絡が入ったそうです。

ご協力本当にありがとうございました。




  

ペットの症状は動画で記録!診察に役立つ観察のポイント

2025年02月13日

百聞は一見に如かず…
 
「寝ているときにびくびく体が痙攣しているのですがうちの子はてんかんですか?」
と、チワワちゃんの飼い主さんから相談されたことがあります。診察に連れてきてもらっても当然診察室で寝ることはないので症状の再現性を得ることはできません。また、身体検査からは脳の異常を疑うことはできません。
そういった際に私たちが飼い主さんにお伝えすること…
 
「動画を撮ってきて見せてください」
 
次回来院の際に見せていただくと、半目を開けて熟睡中のチワワちゃんが口をもごもごさせた後、まるでそこに地面があるかのように急に前後の足をパタパタ動かし始めました。その間数秒で落ち着いた後飼い主さんがチワワちゃんを触るとビクッとびっくりしたように起きて、何?何?といった表情で見ています。
そう、ただ夢を見ていただけなのです。


まさに『百聞は一見に如かず』!
 
他にも例えば、診察来る前には足が腫れていたけど来る間にどの足だったかわからないくらいになっちゃった、このあたりに小さな赤いできものがあったけど今は探せない、散歩中に時々びっこひく時があるけど病院だと固まってしまって歩かなくなる…、家では口の中見せてくれて歯茎にできものを見つけたけど病院だと噛みついちゃうので見せてくれないかも…などなど。
 

ちなみにこれはうちの猫がミツバチに刺されたあとの写真。自分が家に帰った時にはすでに腫れは引いていました。
 
血便が出たけど持ってくるのを忘れちゃった、便の中に虫みたいな糸みたいなものがあったけど捨てちゃった、おしっこの色が昨日はおかしかったけど今日持ってきたものは普通に見える、といった便や尿の異常は写真があるとかなり有益な情報になります。
 
このように画像や動画があれば診察の助けになることがたくさんあります。
もちろん突然けいれんしだして慌てふためいてパニックになっているときに落ち着いて動画なんか撮れなかったり、一瞬過ぎて撮れるわけがなかったり、スマホが手元になかったり…といった事情もよくわかります。
 
それでも何かあったら動画・写真と意識付けをしておくと、飼われている動物のためにも有用ですのでよろしくお願いします。
 
  https://heart-ac.com/useful-information/ペットの症状は動画で記録!診察に役立つ/
  

犬猫医療センター3月のネット予約に関して

2025年02月06日

【3月1日以降のネット予約について】
犬猫医療センターの3月1日以降の予防診療の予約は現在受け付けておりません。
3月中旬ごろ再開予定です、しばらくお待ちください。

https://pet.apokul.jp/web/126/reservations/add

https://pet.apokul.jp/web/126/reservations/add



  

【良いことばかりのブラッシング】

2025年02月04日

まだ厳しい寒さが続いていますが、立春も過ぎ、そろそろ春の気配を感じたい頃ですね。
春になると「さっき掃除をしたのにもう毛が落ちてる」なんてことになりませんか?

猫は3月頃と11月頃、年2回の換毛期があります。
春の換毛期は、夏用の通気性が良い毛に生え変わります。
秋の換毛期には、保温性の高い毛が生えてきます。

そういった換毛期などで抜けた毛は、毛づくろいの時に飲み込んでうんちと一緒に排泄されたり、口から吐き出します。
でも、その排出がうまくできないと「毛球症」になるんです。
「毛球症」は胃や腸などに毛の塊がとどまってしまい、食欲不振や便秘下痢などの症状がでます。
さらに進んでしまうと、腸閉塞を引き起こし、手術なんてことにもなりかねません。
そうならないためには、被毛のブラッシングが必要になるのです。

ブラッシングでは抜けた毛を取り除いたり、ほつれなどのケアをします。
またブラッシングは、シニア期に入った時に重要になってくるんです。
自身で毛づくろいができないことがストレスになる事もあり、毛玉がなくてもスキンシップとして役立ちます。
他にもブラッシングを嫌がる事で痛みや皮膚の状態の変化に気づきやすいのです。
つまりブラッシングは換毛期だけでなく1年を通して行うと病気の予防や、愛猫とのスキンシップになったりと良いことばかりなのです。

毛が抜け出したからといって、いきなりブラッシングをすると「顔を見ただけで逃げられた」と悲しい思いをするかもしれません。

そうならない為に、日頃からからブラッシングをして少しずつ慣れて貰うと良いでしょう。
 
愛玩動物看護師 渡辺
 




https://heart-ac.com/useful-information/良いことばかりのブラッシング/
  

【猫ちゃんの健康診断の季節になりました】

2025年01月29日

犬猫医療センター院長の原田です。

わんちゃんと猫ちゃんの健康診断に関するお知らせは、その子のお誕生日月を目安にお送りしておりましたが、昨年秋より従来のスタイルの季節性健康診断に戻すこととなり、動物種により以下のような時期で行うこととなりました。
 
・わんちゃん:10~12月中旬
・猫ちゃん :1月中旬~3月上旬
 
小松病院では引き続き季節にとらわれない通年健康診断を実施しておりますので、ご希望の方はご利用ください。
 
さて、リニューアルした猫の健康診断ですが、コースを2つ用意しております。
 


基本となるコースは以前のスタンダード健診と同等の内容である『猫ちゃん健診』です。

診察室で普段の様子や気になっていることをお聞きし、飼い主様と一緒に身体検査を行います。なれない場所ですので固まって動かなくなってしまう子や逆に興奮して怒ってしまう子もいますので、その子に合わせてできるだけストレスがないように行います。


その後診察室もしくは処置室にて採血を行います。採血も猫ちゃんのストレスを最小限にするために細い針で行います。採血量は1~2㏄ほどですので人の健康診断で採血される量よりもずっと少なくて済みます。

レントゲン検査は胸部と腹部をそれぞれ横に寝た状態とバンザイした状態との2方向で撮影します。興奮してしまう子はできる限りでの撮影となります。


便とおしっこは持参された場合のみ無料で検査を実施します。特に冬はおしっこの病気が多いので、おしっこが吸収されずに採れるシステムトイレを使用することをお勧めします。
 

さらに内容の濃い検査として『猫ちゃん健診ぷらす』というものを新設しました。
こちらは7歳以上の猫ちゃんや若くても心筋症のリスクのある猫ちゃんにお勧めの検査となっています。
内容は、上記猫ちゃん健診にプラスして血液検査の項目に3つの特殊検査が追加されます。

1つ目は「糖尿病スクリーニング検査」です。血液中のフルクトサミンの濃度を測定し、血糖値が一時的ではなく常に高いことがないかを調べます。この数値が高いと糖尿病が疑われます。

2つ目は「甲状腺機能検査」です。血液中の甲状腺ホルモンの濃度を測定し、高齢の猫ちゃんに多い甲状腺機能亢進症が隠れていないか調べます。この病気はホルモンの影響で今までよりも元気に活発になったり、食欲が旺盛になったりする一方で太らなかったり痩せたりするので、病気が進行しないと調子が良いと感じる病気ですので飼い主様が気づいていないことが多いです。

3つ目は「心臓病バイオマーカー検査」です。血液中のNT-pro BNPというものを測定して、心臓に異常な負荷がかかっていないかを調べます。猫ちゃんは肥大型心筋症や拘束型心筋症といった心臓の筋肉に異常をきたす病気を潜在的に持っていることがあり、心臓で発生した血栓が大動脈に流れて詰まり、腹部大動脈血栓塞栓症を突然起こしてしまいます。また循環不全から肺に水がたまったり腎機能が低下したりして死亡するリスクが高い病気です。特に純血種(メインクーンなど)は遺伝的にリスクが高いことが知られています。
 

人の病気もですが、病気の症状が出てから治療するのではなく、症状が出るより前に早期発見し治療したほうが、コントロールできたり、治ったりする確率が高くなります。動物、特に猫ちゃんは症状を隠すのが上手な種類ですので、飼い主様が症状に気づくのが遅れる傾向にありますし、また猫の1年は人の4-5年に相当します。

この機会に猫ちゃんの定期的な健康診断をお受けになってみてはいかがでしょうか。

https://heart-ac.com/useful-information/猫ちゃんの健康診断/
  

パピーパーティー〜トイレでおしっこできたら〜

2025年01月21日

今回は【トイレ】について
みなさんわんちゃんがトイレでおしっこができた時褒めていますか?
わんちゃんにとって本来排尿は何箇所にも分けてすることで縄張りをアピールする意味があるので、決まった場所でトイレができるのは凄いことなんです✨

トイレを失敗してしまうお悩みがある方は、まずトイレができたらしっかりと褒めてあげることから始めていきましょう

もっと詳しくトイレトレーニングについて聞きたい方や、トイレについてお悩みがある方は是非パピーパーティーに参加してくださいね!

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