鳥さんのサプリと副食

2023年10月12日

今回は鳥さんに使えるサプリメントや副食のお話です

まずは診察に鳥かごごと連れてきて頂いた時に時々目にするものですが、実はあまり長期間使うとよくないものがあります。

なんだか分かりますか?

実は"塩土"のことなんです!

ペットショップなどには一般的にあるものですので、知らずに使っている方も多いかと思います。

塩土とは赤土や塩、炭酸カルシウムが主成分で、ミネラルの補給などを目的として売られています。

もちろん食べても中毒を起こすわけではありませんし、土は筋胃の中でグリッドとして消化を助ける働きに使われたりするため問題はないのですが、なんでも食べ過ぎはよくありません。

塩味で好む子が多いので食べ過ぎたり、長期間に渡って塩分過剰になることで、逆に胃への負担になったり腎臓に悪影響が出たりすることがあります。

実際は無くても問題はないので、私は日常的には鳥カゴの中に設置しないようにお話をすることが多いです




お次はこちらです。

市販のシードミックスにはよく入っていますが、種ではない硬いもの……これがなんだかご存知でしょうか?




これはボレー粉と言って、カキやホタテなどの貝殻からできているものです。主にカルシウム補給の目的で使われています。

カルシウム補給については、壁に取り付けるタイプのカトルボーン(イカの甲)もよく使われますね。

よく卵を産むから….などの理由でボレー粉を多めに足したり、カトルボーンを設置する方もいらっしゃるかと思います。

しかしカルシウムだけ取り入れても、ビタミンDがないと体には吸収されないんです!

そこで手っ取り早いのが、粉末タイプのビタミン剤です。

色々なタイプがありますが、当院では主にこの3つを使用しています。




どれもビタミンと、カルシウムやヨウ素などのミネラルを含んでいます。

その成分のバランスなどの違いから、普段使いに適したもの、換羽期などのエネルギーを必要とする時に適したもの、カルシウム補給をしっかりしたい時に適したものなどがあり、使い分けて処方しています。

パウダータイプのものは水に溶かしておいたり、フードにかけたりして簡単に使えるのでおすすめですよ

特に普段シードを食べている子はビタミンやカルシウムが不足しやすいので、ぜひ使ってほしいと思います。

どれがいいか分からない…など困ったことがあれば、診察の時にご相談ください

獣医師 船戸このか

https://heart-ac-kmt.com/useful-information/鳥さんのサプリと副食/  

犬と猫の味覚

2023年10月05日

味は口の中、主に舌に存在する味蕾(みらい)という受容体を介して感じ取ります。
私たち人間の味覚には甘味、塩味、酸味、苦味、うま味の5つがあります。

では犬と猫はどの種類の味覚をもつのでしょう?




○犬
甘味、塩味、酸味、苦味の4種類を感じます。最近ではうま味も感じることができるという報告もあります。その中でも特に甘味を強く感じ、多くのわんちゃんが甘いものを好む傾向にあります。砂糖や人工甘味料などを与える必要はなく、果物や野菜に含まれる糖質の他、肉や魚に含まれるアミノ酸を甘味として感じ取ります。


○猫
酸味、苦味、塩味を感じますが、甘みは感じ取る事ができないとされています。酸味や苦味を嫌う傾向にあり、食べるものが腐敗していないか、毒物でないかを判断するためだと考えられています。酸味や苦味を嫌うのは犬も同様です。





ただし犬猫ともに”匂い<食感<味”の順で食事の好みに影響すると言われています。そのため食事を選ぶ際には味よりも匂いが重要視されます。
フードの食べが悪い時には温めて香りを強くしてみたり、粒の大きさや食感が違うものを試してみるのも良いかもしれません。

https://heart-ac.com/useful-information/犬と猫の味覚/   

うさぎさんのフードのこと

2023年10月03日

今回はウサギさんのフードのお話です。
ワンちゃんネコちゃんでは色々な病気に対しての療法食は一般的ですよね。
実はウサギさんたちが日常的に食べる牧草やペレットにも、色々な選択肢があるのをご存知でしたか?

こちらは、豊橋小松病院の診察室内に置かれているサンプルです。



まずはこちら!
当院で入院動物などに使用している牧草のメーカーさんの、さまざまな種類の牧草です


牧草の元になる草の違いで、歯応えのあるものや柔らかいもの、香りの違いがあります。
私のイチオシはハーブブレンドのボタニカルヘイです
袋を開けるとラベンダーのいい香りがします!入院の子でも比較的食べてくれることが多い印象です。

食の好みや歯の病気がある場合には、牧草を変えてみることでうまく管理ができるかもしれません。

もちろんウサギさん以外の齧歯類の子でも使えますよ。
症状に合わせてご提案しますので、診察時にご相談ください!サンプルのお渡しもできます。


さらにはこんなサプリメントのご用意もあります


クッキータイプになっていて、好んで食べてくれる子が多い印象です!


お次はこちら!
ウサギさん用ペレットです。


しっかり食べてお腹を動かしつつ、低カロリー設計なので肥満による病気を予防するのに役立ちますよ☝️
また歯の疾患があって硬いものが苦手な子でも食べやすいよう、クランキータイプになっているのも特徴です。


というわけで、実は処方食やサプリメントがあるのは犬猫だけではないんです!
ぜひ活用してくださいね。

次回は鳥さん編です。お楽しみに


獣医師 船戸 このか

https://heart-ac-kmt.com/useful-information/509/  

ハートどうぶつ健康相談室、開設しました!

2020年08月28日

ハートどうぶつ健康相談室、開設しました。

●「病気の診断を受けたけど、この病気についてもう少し知りたい。」
●「インターネットの情報を見たら不安になった。本当のことを知りたい。」
●「この症状、なにかの病気?病院に行ったほうがいい?」
●「健康そうに見えるけど、うちの子は歳をとっているので心配。何に気をつけたほうがいい?」

どうぶつの健康や獣医療に関するご相談をオンラインにてお受けいたします。
ご相談はホームページのハートどうぶつ健康相談室バナーから、または下記の最新情報のページからフォーム入力でご相談ください。




担当獣医師から返答いたします。

※こちらのコメント欄ではお受けできませんのでご了承ください。
https://www.heart-ac.com/theme191.html  

おやつのあげかたにご注意を

2020年06月05日

皆さんこんにちは、動物看護師の佐藤佳美です。

今、おうち時間をどうお過ごしでしょうか?

ペットと一緒にいる時間が多くなると、ついつい動物さんにあげるおやつやご飯の量が多過ぎてしまうことがあるようです。

かわいい大好きなワンちゃんたちのためにも、1日にあげる適切なエサ量を決めておくと、
気付かない内のあげ過ぎを防ぐことができるのではないでしょうか。

過剰な量のおやつやフードは肥満を招くので、注意が必要ですよね(^ ^)


“バースも年中ダイエット中”

ハート動物クリニック 動物看護師 佐藤佳美









  

梅雨の時期、○○に注意!

2020年06月03日




みなさん、こんにちは。動物看護師の佐藤佳美です。

6月に入ると、梅雨だなぁ と感じます。
この時期から増えてきてしまうのが、皮膚病や胃腸炎などと言われています。

全身のほとんどを体毛で覆われている動物さん達は、より湿気がこもりやすくなり、皮膚の菌バランスが乱れ、皮膚炎等を招くことがあります。

さらに、さまざまな環境の変化により、免疫力が下がったり、細菌が増殖した食物などから、胃腸炎などを起こしてしまうことも・・・。

環境をより一層整えて、梅雨の季節を一緒に、快適に過ごせるとよいですね!


画像は、5月の紫陽花です。
まだまばらに咲いていて、蕾になっている部分があります。徐々に花をつけていくのが楽しみです。



ハート動物クリニック 動物看護師 佐藤佳美