モルモットのホスティング事業

2024年04月11日

ハート動物クリニック豊橋小松病院の曽我です。

先日小学校から豊橋小松病院に2匹のモルモットが帰ってきました。
これは愛知県獣医師会の事業の一つで、モルモットのホスティングに当院が関わらせていただいております。




昔は小学校にはウサギやニワトリなど動物さんたちがいて「いきものがかり」なんて物がありましたが、最近はそうした小学校動物さんたちは減ってきてしまっています。




そうした現状から、小学生の子達が動物に触れる機会をもっと増やそうという考えのもと、愛知県獣医師会ではモルモットさんたちのお泊まりを手助けしています。



当院では白い子と茶色い子が在籍しております。





それぞれ小学校ではゆきちゃんとスター君と名前をつけてもらい可愛がってもらいました。



その子達が新学期と共に一度病院に戻ってきて現在健康診断中というわけです。

お迎えに行った際に子供達が2匹のためにこちらの想像を超えて、モルモットさんたちのお世話のことを考えてくれていて驚きました。

また新しい学校に行くまでは病院でのびのび過ごしてもらえるように僕たちも頑張っています。



https://heart-ac-kmt.com/useful-information/モルモットのホスティング事業/  

ワンちゃん以外のフィラリア症予防

2024年03月25日

こんにちは、ハート動物クリニック 豊橋小松病院の曽我です。

今回はこの時期に合わせたお話を書いていこうと思います。

4月といえば予防の時期です。
ワンちゃんであれば狂犬病予防接種やフィラリア症予防などを考えると思います。

ですが今回はそれ以外の動物さんでフィラリアの予防が必要なのか?
というお話です。

結論からお話しするとやっておいた方が良いと考えています。

フィラリア症は哺乳類であれば感染をする可能性があります。

フェレットさんはじめフィラリア症で苦労をする動物さんや飼い主様を診ることが増えてきています。
フェレットさんやミーアキャットさんでは、少しのフィラリア寄生でも、心臓病の症状が強く出てしまいます。

また、困ったことに少数のフィラリアなので検査キットなどの検査でもわからないフィラリア症にもしばしば遭遇します。徹底的に検査してやっと見つかります。その場合はすでに成虫の寄生なので治療も一段と難しくなります。



室内だから大丈夫、ワンちゃんじゃないから大丈夫としてきた時代は過去のものとなりつつあります。

予防できる病気であるフィラリア症、今一度見直してみましょう。




  

ちょろちゃん日記

2023年12月25日

以前にもお話ししたスナネズミのちょろちゃんの写真が増えてきたので、あげさせていただこうかなと思います…!!




最近は乾燥豆腐が大好きなちょろちゃん。
豆腐やささみに含まれるたんぱく質は、身体の成長と脳にとって必要な食事ではあるので、食べてくれてとってもうれしいです!

あげすぎは健康に害を及ぼしたり肥満の原因になるのでよくないのですが、こうして、おやつなどをあげることは実はわりと大切なことで、ちいさうちからいろんな食べ物に慣れてると、病気になってしまったり、歳をとった時だったり、食欲がないときにあげれる幅が広がります。

ペットショップさんやホームセンターなどで、これたべるかな?どうかな?と考えるのも個人的にはすごく楽しい時間ではあります…!

コミュニケーションなどをとりつつ、自分と動物さんへのちょっとしたご褒美に使ってみてはいかがでしょうか。

※食べて大丈夫かな?とか、どれくらいあげていいの?など、分からないことがあれば、ぜひ聞いてくださいね…!


  

【小動物と床材〜何を選びますか?】

2023年11月13日

ここ数日でかなり寒くなってきましたね(dead leaf)

小動物さん(主に齧歯類など)の暮らしと切っても切り離せない“床材”のお話です。

まず、床材にはいろいろな役割があります。
大きく分けて
•ケージの中で活動しやすくさせてあげる
(歩きやすくなる)
•巣穴を作りやすくする
•保温する
などです。

とはいえ、床材といっても、お店に行くとたくさん種類があって、迷ってしまいますよね…
なので、いくつかの種類を解説、ご紹介です。

①牧草:食べてもいいけど、先が尖ってい流のに注意。アレルギーになることもあります。


③紙製チップ:クッション性や吸湿性に優れています。白色のものは尿の色の異常などにも気付きやすいです。アレルギーも起こしにくいです。




詳しくはこちら
https://heart-ac-kmt.com/useful-information/小動物と床材/  

スナネズミのちょろちゃんのこと

2023年10月05日

先月のブログで、スナネズミのちょろちゃんをお迎えしましたとお伝えしました神谷です

あれから1ヶ月…よりちょろちゃんのことを知れた気がするので、気がついたことを書いていこうかと思います!

飼ったことがある方はご存知かもしれませんが、スナネズミには頬袋がありません!
ハムスターは、頬袋にたくさん詰め込んでおうちまで行く姿が可愛らしいですよね…!ですが!、スナネズミの場合はおててにたくさん持ってかかえて走っていくんです…!!
(早すぎて上手く撮れませんでした)




気になって、なぜその違いが出たのか調べてみたら、ハムスターが住んでいる地域(種類によって環境は違いますが)は、土地によっては天敵が多く、よりたくさんのものを運べるように頬袋が発達したのではないかと言われているそうです。
名前の由来も、“溜め込む”を意味する“hamstern”から来ているんだとか。

スナネズミは天敵が比較的少ない砂漠地帯に生息しているので、それほど発達はしなかったようです。ただ、天敵がいない分、生きていく上での周辺の環境は過酷だったようなのですが…

調べていくと、すごく面白いことばかりで、いい縁に恵まれたなあとしみじみと感じています!

これからもたくさん可愛がりたいと思います!✨  

デグーのシニア期

2023年09月11日

デグーは4〜5歳くらいからシニア期に入り、足腰が徐々に弱くなっていきます。

うちの子も4歳になり、若いときと比べるとステップから落ちそうになる事が増えてきました。
なので小さめのステップから大きめのステップに変更し、ステップとステップの間も狭くしました。そうすることで落下を防ぐことができます。




他にもスノコを外し床に牧草などを敷くことによって、落下したときの衝撃を抑えることができます。




●レイアウトの変更
シニア期に入り、視力も徐々に低下していきます。そのときにケージのレイアウトをガラッと変えてしまうと、ステップの場所がわからなくなり落下したり、環境の変化によりストレスになってしまうので注意しましょう。

少しでも長生き出来るように、落下事故や健康状態に注意しながら、しっかりとお世話していきたいですね。







デグーのシニア期:寿命は5〜8年 長いと10年以上も

●年齢表(参考)
デグー   人間
6ヶ月 →  16歳
1歳  →  20歳
2歳  →  30歳
3歳  →  40歳
4歳  →  50歳
5歳  →  60歳
6歳  →  70歳
7歳  →  80歳
8歳  →  90歳
https://heart-ac-kmt.com/useful-information/デグーのシニア期/  

鳥とエキゾチックペットの飼い主様向け教室のお知らせ<豊橋小松病院>

2023年08月30日

ハート動物クリニック豊橋小松病院がお届けする、飼い主様向け教室のお知らせです。
前回の告知記事はこちら。
 

今回のテーマは、おうちのこの健康チェックをしてみよう、です
 
うちのこ元気そうだけど、健康状態が気になる。
小さい体のこと、どうやって異常を見つけるの?
病院に連れていくタイミングは?

いざという時に慌てない、どうぶつの体のこと、普段を知っていれば病気の早期発見にもつながります。

***********
〜うちの子は大丈夫?おうちでのチェックから健康診断まで〜

日時:2023年 9月 17日(日)

1部:鳥類編 13:00〜 
2部:ウサギ/モルモット/フェレット編 14:00〜

参加費:無料
開催方法:zoom
お申し込み方法:ホームページの申し込みフォーム または 豊橋小松病院受付にて

***********

#鳥の健康診断 #エキゾチックアニマル健康診断



  

スナネズミをお迎えしました

2023年08月30日


最近ご縁があり、スナネズミをお家にお迎えしました.
名前はちょろちゃんです



これまでハムスターを飼っていたので初めての経験ばかりの毎日ですが、新しい発見ばかりです。

今はおもちゃで遊ぶのがすごく好きなようです。
いろんなものを試してはすぐに壊してしまうのですが、めちゃくちゃかわいいです




ハムスターとの違いや、びっくりしたことなど、これからのブログでたくさん書いていこうかなと思っています。

愛玩動物看護師 神谷  

【ハート動物クリニック豊橋小松病院 飼い主様向け教室のご案内】

2023年08月13日

ハート動物クリニック豊橋小松病院 飼い主様向け教室のご案内です。

日時:2023年 9月 17日(日)
テーマ:健康チェックをしてみよう
〜うちの子は大丈夫?おうちでのチェックから健康診断まで〜

1部:鳥類編 13:00〜 
2部:ウサギ/モルモット/フェレット編 14:00〜
各部1時間程度を予定しております。

参加費:無料
開催方法:zoom

お申し込み方法:
ホームページの申し込みフォーム または 豊橋小松病院受付にて

詳しくはホームページをご覧ください。
https://heart-ac-kmt.com/9%e6%9c%8817%e6%97%a5%e9%96%8b%e5%82%ac%e3%80%80%e9%a3%bc%e3%81%84%e4%b8%bb%e6%a7%98%e5%90%91%e3%81%91%e6%95%99%e5%ae%a4%e3%81%ae%e3%81%94%e6%a1%88%e5%86%85/


  

エキゾチックペットと一緒に暮らすために〜デグーの病気や症状〜

2023年06月11日

エキゾチックペットさんと一緒に暮らすために、病気のことを知っておこう!
今回は、デグーについて。

いつも一緒にいる家族だからこそ、ちょっとした異常に気がつくはず
病気とその症状を知っておけば、早期発見と治療につながります。


●デグーのかかりやすい病気や症状●

○不正咬合
・歯が伸び過ぎて咬み合わせが悪くなること。金網ケージをかじり続けて歯が歪んでしまいます。
症状:頻繁にくしゃみをしたり、よだれが出る、餌がうまく食べれない…etc


○熱中症、低体温症
・夏場は28℃以上 冬場は10℃以下にならないように注意!
湿度も40〜50%くらいに保てるようにしましょう。

○糖尿病
・他の動物より糖分を代謝しにくい体質と言われています。
高カロリーの物や糖分の多い物(果物やお菓子)の与えすぎには注意!
チモシーをメインにあげましょう。

○皮膚病、脱毛症
・皮膚糸状菌症(カビによる皮膚炎)
定期的に浴び砂を交換したり、ケージ内を清潔に保ってあげましょう。

○ビタミンC欠乏症
・デグーは体内でビタミンCを生成できないと言われています。
症状:体重が増えない、動きたがらない、びっこを引いたような歩き方…etc

○尾抜け、尾切れ
・しっぽを引っ張ると皮が剥けてしまったり、切れてしまいます。
 
○骨折
・高い所から飛び降りた衝撃やスノコに脚を引っ掛けたり、抱きあげている時に飛び降りてしまったりで骨折してしまう可能があります。注意しましょう。

他にも結膜炎、鼻炎、自咬症、肥満…etc
なりやすい病気や症状があります。

普段から健康状態のチェックが大切です!

少しでも気になることがあれば、お早めに獣医師にご相談ください。


  

ハムスターと暑さ対策〜意外に多い熱中症〜

2023年05月09日

5月になりました。
梅雨というにはまだ早いですが、雨の日が多くなってきたり
日中暑い日が続いたりして、体調をくずしてしまう人も多いと思います。

まだ時期的には少し早いですが、心構えという意味もこめて、
今回は、『熱中症』、特にハムスターさんのことについて書かせて頂きます。


まず、最初に、ハムスターさんに限らず、全身を毛に覆われた
動物の多くは汗腺がほぼなく、汗をかけないので体温調節が苦手です。なので、動物(ペット)を飼育する私たちが気をつけなければなりません。

そして、小さな動物(エキゾチックアニマル)と呼ばれる生き物の多くは、弱いところをみせることはあまりありません。
なので、気づいたらぐったりしていた、なんてことがあり得ます。そんな状況にさせないためにも、温度管理はすごく重要です。

ご存知かもしれませんが、ハムスターは夜行性です。


日中は小屋の中や床材の下などに隠れてしまうことが多いです。(写真の子は全く隠れていませんが。。。)
なので、周りの環境をよくしていき、体調を崩させないようにしましょう!

そして、室内の温度についてですが、20〜24℃が理想です。できればですが、湿度は40〜60%くらいだとなお良いです。ペットショップさんなどで売っている、1日の最高最低気温、現在の気温がわかるものだと、管理がしやすいかもしれません。

暑くなってきたなと感じたり、室内の温度が高くなってきたら、エアコンは24時間つけてあげるようにしましょう。
難しければ日がのぼっている間だけでもつけてあげて下さい。
そして、ケージは直射日光のあたらない風通しの良いところに
おいてあげると、涼しいかなと思います。


品種によっても暑さへの耐性が違ってきます。
ロボロフスキーやジャンガリアンは特に暑さに弱いです。
ゴールデンハムスターは、砂漠の近くが原産国のため、最初の2つの品種よりはまだ多さに強いです。
ただ、どの品種でも注意するのに越したことはありません。
ハムスター以外の動物、人間も体調を崩しやすい時期ではあります。
しっかり対策をして、じめじめした梅雨、暑い夏を乗り越えていきましょうね…!

(やっぱり全く隠れていませんっ)


動物看護師 神谷  

ハムスターと暑さ対策〜意外に多い熱中症〜

2023年05月09日

5月になりました。
梅雨というにはまだ早いですが、雨の日が多くなってきたり
日中暑い日が続いたりして、体調をくずしてしまう人も多いと思います。

まだ時期的には少し早いですが、心構えという意味もこめて、
今回は、『熱中症』、特にハムスターさんのことについて書かせて頂きます。


まず、最初に、ハムスターさんに限らず、全身を毛に覆われた
動物の多くは汗腺がほぼなく、汗をかけないので体温調節が苦手です。なので、動物(ペット)を飼育する私たちが気をつけなければなりません。

そして、小さな動物(エキゾチックアニマル)と呼ばれる生き物の多くは、弱いところをみせることはあまりありません。
なので、気づいたらぐったりしていた、なんてことがあり得ます。そんな状況にさせないためにも、温度管理はすごく重要です。

ご存知かもしれませんが、ハムスターは夜行性です。


日中は小屋の中や床材の下などに隠れてしまうことが多いです。(写真の子は全く隠れていませんが。。。)
なので、周りの環境をよくしていき、体調を崩させないようにしましょう!

そして、室内の温度についてですが、20〜24℃が理想です。できればですが、湿度は40〜60%くらいだとなお良いです。ペットショップさんなどで売っている、1日の最高最低気温、現在の気温がわかるものだと、管理がしやすいかもしれません。

暑くなってきたなと感じたり、室内の温度が高くなってきたら、エアコンは24時間つけてあげるようにしましょう。
難しければ日がのぼっている間だけでもつけてあげて下さい。
そして、ケージは直射日光のあたらない風通しの良いところに
おいてあげると、涼しいかなと思います。


品種によっても暑さへの耐性が違ってきます。
ロボロフスキーやジャンガリアンは特に暑さに弱いです。
ゴールデンハムスターは、砂漠の近くが原産国のため、最初の2つの品種よりはまだ多さに強いです。
ただ、どの品種でも注意するのに越したことはありません。
ハムスター以外の動物、人間も体調を崩しやすい時期ではあります。
しっかり対策をして、じめじめした梅雨、暑い夏を乗り越えていきましょうね…!

(やっぱり全く隠れていませんっ)


動物看護師 神谷  

野生下でのデグー〜動物たちの飼育に必要なこと〜

2023年05月01日

今回のテーマはこれ、
飼育下と野生のデグーの違い

ペットとして飼われる動物たち、もとは野生動物。
できるだけ正しい飼育方法を確立するためには、野生での生活を知ることが重要です。



●野生のデグーはチリ北部〜中部、アンデス山脈の標高1200m程の斜面(半乾燥帯)に生息。
   
●気温、湿度
・チリ北部の気温0~35℃ 湿度20~60%程
・飼育下では気温20~25℃ 湿度40~50%くらいを保てるように管理してあげましょう。

●昼行性で5~10匹ほどの群れをなしている。(数種類の鳴き声や尿でコミュニケーションをとっている)

・地面にトンネルを掘ってその中にいくつもの部屋を作って生活。(野生ではチンチラと同じ巣穴で暮らしている場合もあるそうです!)

※飼育下での同居(同じケージ)はあまりおすすめしません。
チンチラは夜行性、デグーは昼行性で生活サイクルが違いお互いにストレスになってしまう場合があります。体格差もあるので、同居させる場合は注意が必要です。

●天敵
•ワシなどの猛禽類、キツネなどの肉食獣

※デグーの尻尾は天敵から逃れるために、抜けやすくなっています。絶対に尻尾は引っ張らないようにしましょう!

●寿命
•野生...1~2年(環境が過酷なため)
•飼育下...5~8年(10年以上生きる子も!)

●食事
•野生...粗食で、野草、樹皮、種子、サボテンなどが中心。
•飼育下...牧草中心でペレット少量、副食で野菜やおやつ少量。

※甘いおやつや果物のあげすぎには注意しましょう!
 
比べてみると、野生のデグーの寿命はかなり短いです。飼育下では少しでも長生きできるようにお世話していきたいですね!


  

【ちょっと気になるスポットご紹介♪ぬくもりの森】

2023年03月20日

先日浜松にある「ぬくもりの森」という所に行ってきました。  



雑貨屋さん、チーズケーキ屋さんなどのかわいいお店がありました。
ジェラートもたくさん種類があり美味しかったです!   



「ふくもり」という所では、フクロウ、チンチラ、ハリネズミと触れ合うことができます。フクロウとはなかなか触れ合うことがないので、とても楽しかったです!



お店の中に入れなかったりペット禁止エリアはありますが、ワンちゃんも同伴可能なので、ぜひ行ってみてくださいね!
       



*********

お外におでかけしたり、お散歩したりするわんちゃん、猫ちゃん、うさぎさん。

ノミダニが活動を開始しています。

動物病院では動物種に合わせたノミダニのお薬を処方しています。
担当獣医師にご相談くださいね。

*********
  

モルモット〜鳴き声きいたことありますか?

2023年03月09日

突然ですが、ハート動物クリニックのかわいいモルモットについてご紹介したいなと思います。




白、黒、茶の3色の子がCAVY(ケイビー)ちゃん、
茶、白の子がトンくんです!

どちらも毛の短いイングリッシュモルモットです。
目もくりくりでかわいいですよねー

初めて会った時はすごい速さで逃げられたりもしていましたが、今では比較的距離が近くなってきたように感じます。



ところで、モルモットの鳴き声に違いがあるのはご存知でしょうか…?

もちろん、モルモットを飼っていらっしゃる方からは「知ってるよ〜〜」なんて声が聞こえてきそうですが、参考までに書かせて頂きますね。


モルモットは、基本的に高い声で長く鳴いているときはきげんが良く、低い声のときは何かに警戒しているときです。モルモットは鳴き声でコミュニケーションを取る動物とも言われており、その鳴き声は多岐に渡ります。


『プイプイ』
甘えたくて構って欲しい時に出すことが多いです。先ほど紹介したモルモット達は、餌が欲しい時や、2人でお話しする時によく鳴いています。

『キューキュー』
サイレンのように繰り返し泣いている時は、恐怖を感じたり驚いている時です。
なにか処置を行ったりするとき(例:爪切りや注射など)に鳴いてたりします。

『ピーピー』
あまり聞かない鳴き声だと思いますが、この鳴き声はどこか痛かったり、つらいときに鳴くことが多いです。
見た目上では分からないこともありますが、この声を発している時はなるべく早く病院に連れてきてくださいね。


今ご紹介したのはほんの一部ですが、モルモットに限らずどの動物も感情表現に違いがあって、それがわかるとなんだか嬉しくなってしまいます。

そして私は齧歯類やうさぎさんが結構好きなので、CAVYちゃんとトンくんは個人的にたくさん写真を撮ってしまっています笑




いずれまた載せさせて頂きます…!

VT 神谷

*************

豊橋小松病院のホームページ
では鳥さんやエキゾチックペットさんたちのなるほど〜〜な、お役立ち情報情報も更新しています。
https://heart-ac-kmt.com/useful-information/モルモット〜鳴き声きいたことありますか?/ ‎

Instagramも更新中。
https://www.instagram.com/p/CpjoOTprZi6/?utm_source=ig_web_copy_link
*************  

いちごの季節

2023年02月21日

スーパーにいちごがたくさん並ぶ季節、思う存分食べたい時はやっぱりいちご狩りですね♪

豊橋に引っ越してきて、いちご狩りのできる場所が近くにたくさんあっていいなぁと感じます。毎年どこの農園へ行こうか悩むのも楽しい。

今年はのんほいいちご園さんへ行ってみました!



章姫とよつぼしの2種類を食べ比べできました。真っ赤ないちごが沢山!




「いちご酸っぱいから食べない」って言っていた3歳児も、あまりの甘さに30個以上食べてました。笑


ビニールハウスの外には可愛いヤギさんがいて、エサやり体験もさせてもらえて、子どもたち大喜び♪





ヤギの目って、不思議ですよね!黒い瞳孔が横に長い。




羊や馬などひづめを持つ動物に多い目の形で、敵を見つけやすいように広い視野になっています。
目が真横についているので、両目合わせてほとんど360°見えるとか。
餌を食べるために下を向いても、眼球がグルグルよく動くため黒目は常に地面に水平になっており、視野を保てるそうです。


おもしろいので、みなさんもやぎさんに会った際には瞳孔の観察してみてくださいね♪


話が逸れましたが、いちごとっても美味しかったです!ごちそうさまでした!


ケアスタッフ坂尻  

アイデアおやつ、その2〜デグー編〜

2023年02月17日

2/14はバレンタインでしたね!

チョコレートを買ったり、自分で作ったりするかたも多いと思います。
私も美味しそうなチョコレートがあったので、ついつい買ってしまいました…。


そして前回の続きになりますが、デグーたちにも違う味の牧草クッキーを2種類作りました!




左がプレーン右が野菜入りです。




やっぱり野菜入りのほうが人気でした。
プレーン味食べてくれるかちょっと心配です…。

この時期はチョコレートの誤食が多くなります。誤食に注意しながらバレンタインを楽しみましょう!  

アイデアおやつ〜デグー編〜

2023年01月18日

いきなりですが
普段あげているフードや牧草の袋の底にたまった粉捨ててませんか?

今回はその粉でデグーのおやつを作ってみました!

①フードの粉に水を少しずつ加え ひとまとめにします。
(今回はフード+乾燥野菜の粉で作りました)   

②袋に入れて2〜3mmに伸ばします。

③食べやすい大きさにカットします。 
 型で抜いてもかわいいですね!  



④乾燥させます。
オーブンやレンジを使ってもできると思います!自然乾燥(暖房あり)だと2日くらいかかります。

水分が残っているとカビてしまう恐れがあるのでしっかり乾燥させましょう!




水を野菜のペーストに変えてアレンジも可能です!
少し手間はかかりますが、簡単なので是非作ってみてください!  

暖を取る、うちの場合〜デグー編〜

2022年11月21日

11月に入り風も強く寒い日が増えてきましたね。

そこで家で飼っているデグー達に新しいハウスを作ってみました!
手縫いのため少し時間はかかりましたが、ちゃんと作ることができました。

早速入れてみたところ中を確認中




すぐに中でくつろぎ始め、寝てくれました! 




上から吊るして設置も可能です。




今回は 横23cm奥行20cm高さ15cm入口直径9cmくらいの大きさの物を作りました!ハリネズミやモルモットも入れるかなと思います。

布製の物など入れるときは、かじってしまう子は誤食の可能性があるので注意しましょう!
  

寒さに備えて〜ハムスター編〜

2022年10月02日

最近は肌寒い日が目立ちますね。
9月に入ってからまだ暑いなーと思っていたのも束の間、急に寒くなってきたなあと感じています。

私達人間は、上着を羽織ったり、暑ければ脱いだりすることもでき温度調節が出来ますが、動物はそうはいきません。
そして、ペットと一緒に暮らすうえで私たちが快適な温度でも動物さんが快適とは限りません。
中でも、小動物さんはより注意が必要です。
今回は、ハムスターのこれからの時期の過ごし方についてお話ししたいと思います。




まず、思いつくのはエアコンだとは思いますが、部屋全体が温まっていても、動物のいる場所が温まっていないこともあります。
ハムスターがいるゲージの近くに温度計を設置し一定の温度になるよう調節しましょう。
1日の温度変化に差があることもあるので、できれば1日の最高気温と最低温度を記録できるものがおすすめです。
温度は、20〜25℃くらいが望ましいです。
冬になってぐんと寒くなり、気温が10℃を切ってしまうと、冬眠状態になってしまう可能性があり、飼育下のハムスターはうまく目覚めることができず凍死してしまうこともあるので充分注意してください。

また、ケージの種類によってもある程度効果は違いますが、これからの時期夜から朝にかけて冷え込んでしまったりもするので、フリースなどを上にかけてあげるのもおすすめです。(金網のケージの場合はかじってしまうこともあるので注意してください)




そしてこの時期、ペットショップやホームセンターに行くとパネルヒーターが売られていたりしますが、そうしたグッズを活用していくのも良いと思います。
様々なサイズがありますが、ゲージの底の前面に置いたりすると暑くなってきたときの逃げ場がなくなってしまうので、普段寝ている巣箱の下や、その近くに敷いてあげると過ごしやすいかなと思います。
また、パネルヒーターやその他保温機器をケージの中に入れてしまうとコードを齧ってしまい感電してしまう…なんてことも起こりうるので、ケージの下に敷いてあげると安全です。

床材をいつもより多めに入れたりするのも保温に繋がります。
ハムスターが自分で運んで行ったりもしますが、寝床の近くに少し多めに置いてあげるとかき集めやすいかもしれません。

そして寒くなってくると、小動物のペット用品に綿や布製の入れ物などもあったりしますが、よく齧る子とかだとかじって飲み込んでしまい腸に詰まったりしてしまうこともあるので、注意が必要です。

きちんと対策をして、人間も動物も快適にこれからの季節を一緒に乗り越えていきましょう!