きりのなかのはりねずみ
2013年10月22日

「きりのなかのはりねずみ」
ユーリー ノルシュテイン 著
セルゲイ コズロフ 著
フランチェスカ ヤルブ―ソヴァ イラスト
お話は主人公のハリネズミが仲良しのコグマくんと星を見ながらお茶をするために出かけ、その途中霧に浮かぶ白い馬に心を奪われ霧の中に入っていく・・というものです。
もとはユーリー・ノルシュテインというロシアの著名なアニメーション監督の作品で、それを絵本にしたものです。
アニメーションも絵本もどちらも見ましたが、本当に綺麗な絵本でした!
前回紹介したバムとケロとは全く変わって色彩の乏しい薄い色合いで、
霧の中に浮かぶ動物や葉っぱの影など、とても幻想的です。
それでもハリネズミがキョトンとした顔で霧の中を進むものだから、
この子は大丈夫だろうかと読んでいるこっちが心配になり、
一緒に迷子になっている気分になります。
ですが読み終えた後にくる感情は、幻想にゆっくり浸れたせいか安らぎでした。
静かな時間を過ごしたい方にはぴったりの大人の絵本です。
ハート動物クリニック
村田