平面いぬ

2013年11月26日

こんにちは
今日は私が中学生の頃から好きな本を紹介します。

「平面いぬ」 乙一(おついち)著
この本は4作品を収めた短編集になります。
そのなかのひとつ、「平面いぬ」
ひょんなことから二の腕に彫った犬のタトゥーが皮膚の上を自由自在に動き回り始め、自分の身体で犬を飼うことになった女の子のお話です。

乙一さんは、「きみにしか聞こえない」や「KIDS」等、よく映画化もされていて、学生時代は豊橋で過ごしていた作家さんです。
どのお話もちょっとあり得ない非日常の中に、誰もが経験するであろう葛藤や驚愕、悲哀、歓喜を織り交ぜているのできゅっと切なく、ほっと心が温かくなります。

「平面いぬ」はあらすじだけだとただのファンタジーですが、
様々な困難の中で、自分をどれだけ貫いていけるか、
本当に大切なものは何なのかを考えさせてくれる作品です。

ちなみにこの本に入っている短編のひとつ「BLUE」という物語、
私は何回読んでも毎回泣いています!
たくさんの感情をくれるすてきな一冊です。
短編でとても読みやすいので是非手にとってみてください。

ハート動物クリニック
村田  

Posted by nyankosensei at 12:12Comments(0)どうぶつと本