マロンの車いす

2013年04月15日

こんにちは、ハート動物クリニックです。

暖かくなってきましたね、お散歩が気持ちよい季節ですね。


今日は狂犬病予防接種とフィラリア予防前検査に来てくれた、マロン君のご紹介です。

じゃじゃん。


マロン君は変性性脊髄症(ヘンセイセイセキズイショウ/DM)と呼ばれるゆっくり進行する脊髄の病気です。
後ろ足に麻痺の症状があるため、車いすを使い始めました。

ゆっくりと進行する病気なので、今では前足にも症状が出てきています。
そのため、最初の2輪車いすが壊れた(!)タイミングで、4輪の車いすを新しく作りました。


何しろ、一個目の車いすが壊れるほどの活発さ。
この4輪もあっという間に使いこなしてお散歩に行き放題!

少しでも歩いて、体を動かす期間を長くすることはこの病気にはとても大切です。

マロン君みたいに車いすを使いこなすことができる子が全てではないけれど、病気がわかった時点から、早いうちに使い始めることで、車いすに慣れて上手に楽しくお散歩ができます。



ちなみにこちらは同居犬のコナン君。



うん、ちょっと嫌そうだけど、写真を撮らせてくれてありがとうございます。

また来てね!

ハート動物クリニック
0532-52-8913
獣医師 尾崎  

Posted by nyankosensei at 16:33Comments(0)動物リハビリテーション