寒さ対策のポイントその②

2020年11月18日

こんにちは、ハート動物クリニックの曽我です。



秋も深くなってきており、もう真冬は目前です。

前回につづき寒さ対策のポイントですが、

今度は実際に保温をする際のポイントや鳥さんの保温に関してお話ししていければと思います。



①接触型ヒーター
ホットカーペットに代表される接触型ヒーターは扱いやすく、すぐに暖かさを感じられるので大好きなワンちゃん、ネコちゃんも多いのではないでしょうか?

こうしたヒーターでは熱さを感じにくいので低温火傷の可能性があります。
定期的に動かせて乗りっぱなしにならないように気をつけましょう!

また性格によってはコードを齧ってしまったり爪を研ぐことで
感電や火災の危険もあります。使い始めは必ず人が見ていてあげることが大切です。

寒さ対策のポイントその②





②石油ヒーター、ファンヒーター
このタイプは火災の危険性や火傷の可能性がより高いです。

動物さんの近くで使用する場合は柵を立てるなど対策が必要です。

寒さ対策のポイントその②



③コタツ
コタツは布団がかかっており中が見えません。
気づかないうちに動物さんが入り込んでしまい思わぬ事故に繋がることもあります。

人が出るときは電源をこまめに切ることや、入る前に中を確認するなど常に気を配りましょう。

寒さ対策のポイントその②


④特殊な保温が必要な動物に関して
動物さんの種類によっては保温のやり方に注意が必要です。
鳥さんの保温は今まで出てきた暖房器具だと不適切であることが多いです。

寒さ対策のポイントその②


鳥さんの保温に限っては「温室を作る事」がポイントになります。

これは鳥さんの体の構造が哺乳類と大きく異なることが理由です。


寒さ対策のポイントその②

これはうちの鳥さんのレントゲンですが、内臓をはさむ形で気嚢という呼吸器があります。
これが魔法瓶のような働きをしてしまい、周りの空気が冷えているとせっかく外から温めても内臓は冷えてしまいます。

そのため鳥さんの保温は、カゴの周りを囲って中に熱源をおき温室を作る必要があります。



動物さんたちの保温についてのあれこれ、いかがでしたででしょうか?
これからの冬支度のご参考になればと思います。

こうした情報以外にも動物さんの品種や体調によって保温のポイントは変わってきます。

気になることがあれば、一度かかりつけの病院にご相談されてみてはいかがでしょうか?


ハート動物クリニック 
獣医師  曽我 真也


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