仲間のちがい(後編)

2013年10月21日

こんにちは、獣医師石川です。

前回は犬、オオカミ、ネコでどういう分類の違いがあるかの問を書きました。
本日はその解説です。

まず分類学的に

属→種→亜種

という形で動物の学名がついています。
左から右に行くほど細かな分け方になります。
まずは見てもらいましょう。

犬:Canis lupus familiaris

ヨーロッパオオカミ:Canis lupus lupus

家ネコ: Felis silvestris catus

犬とヨーロッパオオカミは右の亜種の所しか違いがありませんね。
左と中央の名前が合っていれば同種です。

要は犬はオオカミの亜種なのです。犬はオオカミのバリエーションの一つとして仕分けされています。
亜種どうしの交配は成立しますので、犬とオオカミの雑種は存在します。

ところが、犬と家ネコは共通の名前が見当たりませんので、種として別なのです。
どんな仲良しでも犬と猫の雑種なんて見たことありませんね。

とこで、犬の亜種名がfamiliarisは語源としてはfamily(家族)です。
分類した学者さんは素晴らしいセンスですね。
犬を一言で表すのに、この言葉を選んだのでしょう。

ハート動物クリニック
獣医師
石川雅章



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