耳の聞こえない犬のお話。

2017年03月03日

今日は本のご紹介。

「ももとじん 小さな甲斐犬と耳の聞こえない雑種犬」 著:むらかみかづお

当院でもお世話になっているトレーナーさんにオススメしてもらった本です。
耳の聞こえない雑種犬「じん」と、それを見守る甲斐犬「もも」が寄り添って暮らしていく姿が描かれています。

ハンデのあった「じん」は成長し、やがて「もも」が老いて支えられる立場に。
時の流れは寂しいけれど、生きていくということはこういうことなんだなと教えられます。

フォトエッセイなので、子供から大人までいろんな人に楽しんでもらえると思います。
よろしければ、手にとって見てください。




ハート動物クリニック

  

Posted by nyankosensei at 10:15Comments(0)どうぶつと本

お散歩とリードのこと

2017年03月02日

こんにちは、ハート動物クリニックです。

先日のお休み、病院から歩いて10分ほどの場所にある向山梅林園に行ってきました。
梅の花は満開の梅の木からまだまだこれから!の梅の木まで、白、赤、ピンク、薄緑と色とりどりの梅の花が見頃を迎えていました。


土曜日のためか、午前中からの人でも多く大変なにぎわいです。

春の桜ほどではありませんが、お団子・甘酒・ラーメンの出店もあります。






そんな梅園内、わんちゃん連れの方も多く楽しそうにお散歩する姿がみられました。



ですが一点、どうしてもお願いしたいことがあります。

どのわんちゃんもお行儀よく、人ごみに興奮することもなく歩いているのですが、
そのわんちゃんをつなぐリードが「伸びるタイプ」のリードの方が多くみられました。

わんちゃんは「首輪」と「リード」を必ずつけてお散歩に行きます。
このリードはわんちゃんにとっての命綱のようなもの。

本来は人の横について同じ速度で歩くため、リードが長い必要はありません。
さらにわんちゃんが突然離れる・走り出すなど突発的な行動をした時にしっかりと動きを制御する必要があります。

「伸びるタイプ」のリール式リードはとっさの時に激しい動きを制御することが難しく、
特に人ごみや道路脇、道路上、交差点、見通しの悪い路地、大通り。。。どこで使っている所を想像しても危険な予測しかできません。
伸びるタイプのリードを使うことができる場所は限られています。


「お散歩時の伸びるリードは危険なので、伸びない丈夫なリードにかえて下さいね。」
動物病院にみえる飼い主様にはその都度おはなしをさせていただいています。
わんちゃんと人の事故防止にもなるのです。

首輪やリードはわんちゃんの体にあったものを選んで下さい。


ハート動物クリニック
尾崎佐記  

Posted by nyankosensei at 12:39Comments(0)わんちゃんのこと

バースの秘密

2017年03月01日

こんにちは。
ハート動物クリニック
動物ケアスタッフ山本です。

あっという間に二月も終わりますね。
二月は逃げる。まさにその通り。

昼間は春がもうそこまで
顔を覗かせている日が続きます。
でもまだまだ夜は冷えるので
油断禁物です。

春といえば、、
恐ろしい花粉たちの襲来が。

あー、考えるだけで
鼻がむずむずしてきます(笑)




バース上顎に模様があったのね~
これだけ綺麗なまあるい模様だと
じっくり観察したくなっちゃいます(笑)