萩原朔太郎とオノマトペ
2013年11月19日

私は小説や絵本も好きですが、詩も大好きです
詩というとそれぞれ世界観があって難しいイメージがあるかもしれません
私も授業で読んだ中原中也さんの「サーカス」なんて有名なのに全く意味がわかりませんでした
でも難しく考えないで、音の響きを楽しむと詩は身近なものに感じます。
オノマトペ、という言葉はご存知でしょうか?
擬声語とも言えますが、
例えば心臓の音を「ドキドキ」、拍手の音を「パチパチ」と表現しますよね
中原中也さんの「サーカス」に出てくる「ゆあーんゆよーんゆあゆよん」
これも空中ブランコの揺れる音を表現しており、これらをオノマトペと言います
詩の中ではオノマトペが多く使われていて、詩人の個性が垣間見えます
そんな中でも紹介したいのは萩原朔太郎さんという詩人さんです。
動物に関するオノマトペをあげると、萩原朔太郎さんは詩の中で、
「おわああ」「おぎやあ、おぎやあ、おぎやあ」を、猫の鳴き声
「のをあある とをあある やわあ」を、犬の遠吠え
「とをてくう、とをるもう、とをるもう」を、夜明け前の鶏の鳴き声として書いています。
猫はまだしも、犬と鶏については意味がわかりませんよね?!
一生懸命似せるように声に出してみても、なんだかしっくりきません!
でも萩原朔太郎さんにはこう聞こえていたんですね。
皆さんがいつも聞いている動物さんの声は、言葉で表現すると何になるんでしょうか。
確かに「にゃーにゃー」や「わんわん」だけでは表現できないかもしれません。
ちなみに萩原朔太郎さんの詩は著作権が消滅しており青空文庫というインターネット電子図書館で読むことができます。是非検索してみてください。
受付 村田
Posted by nyankosensei at 10:16│Comments(0)
│どうぶつと本