家守再び

2016年06月02日

こんにちは、獣医師の石川です。









今年も出ました。

ニホンヤモリ。


以前も同じ個体と思われる画像でブログを書きました。
自宅のドアがヤモリの餌場になっているのです。

暖かくなってきたのに、姿を見せないので冬を越せなかったかと気に懸けていました。

「屋守」と現す通り、生涯を民家に依存した生活をしています。

大陸からの帰化種と言われていますので、森に行っても見つかりません。
日本の自然界に彼らの住みかはなく、民家の壁に卵を産み、孵化した子供はそのまま壁に張り付き、成長して大人になります。

文字通り一生涯かけて、家を守るのです。

気配を消し、スマホで接写。





なかなか良い状態と思います。

獣医師
石川雅章







  

Posted by nyankosensei at 12:36Comments(0)どうぶつコラムあれこれ